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アルコール卒業しました

先日、男性のリピーターの方から
「アルコールを卒業しました」とメールをいただきました。

やすらぎの里には、一週間お酒を抜くために来ている方もいるので、
ご本人の許可を得て、そのメールのやり取りを紹介させていただきます。

アルコールを我慢してやめるのではなく、
欲しいと思わなくなる、そんな境地にあなたもなれるかも。

ビールで乾杯

大沢先生

7月上旬に本館でお世話になり歩きまくっていたKです。
今日は、アルコールを『卒業』したので、その報告です。

今回の断食コースの面談で、
『ビールを控えるために、レモン味の炭酸飲料はどうか?」とアドバイスをいただいたので、
帰宅後しばらく試したのですが、
『飲みたいものは飲みたい!』ということで、
1週間で挫折。。。

そして、次の1週間はこれまでの反動で、
毎晩『飲み放題(一晩でビール4リットル+日本酒4合+焼酎など)+ドカ食い』してました。

これまでですと、これで元の生活に戻ってしまうのですが、
今回は『悟り』を開いたかのごとく、
スパッとアルコールをやめることができてしまいました。笑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これができたのは、生活習慣改善講座で
「体の声を聞いた食べ方」がありましたが、
「アルコール(ビール)を飲みたい」というのが
体の声ではなく「脳の声」だということが
よ~~~く分かったからだと思います。

実際、あれこれ試してみたのですが、
喉の渇きを癒してくれるのはビールではなく、水や麦茶でした。

ビールは4リットル飲んで腹いっぱいで、
もう飲めない状況になっても喉の渇きは癒えませんでしたが、
水は500mlのペットボトル1本で十分でした。

また、アルコール無しの食事だと薄味で十分だったり、
料理そのものを(酔っぱらっていないので)
おいしく食べることができることも実感できました。

加えて、酔っぱらって無駄にしていた時間の有効活用ができたり、
朝、二日酔いの不快感なく起きることができることも実感でき、
まるで毎日が断食コースの金曜日の夜のような感じです。笑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうなると、飲むことが馬鹿らしくなってきて、
「このままアルコール辞めたほうがよいのでは?」と考えるようになり、
(ダメ押しで)『禁酒セラピー(アラン・カー著)』なる本を購入して読みました。

この本、サブタイトルが「読むだけで絶対(アルコールを)やめられる」という強気な本でしたが、
私にとっては、これまで経験してきたことの『答え合わせ』のような内容で、
「アルコールをやめて全く問題なし」であることを確信しました。

この本、表現方法は異なりますが、
生活習慣改善講座の「体の声」「脳の声」と同じ内容があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アルコールをやめて今日で50日目ぐらいですが、
アルコール関係のテレビCMを見ても、
スーパーやコンビニのアルコール売り場を見ても、ノー・ストレスです。

逆に、アルコールをやめたことで、
(アルコールのために失っていた)健康と
(よっぱらって無駄にしていた)時間と
(アルコールのために浪費していた)財産を取り戻せている感じです。

更に、アルコールによるドカ食いが無くなったことで、
食べたいものを我慢しなくても
カロリーオバーすることが無くなったので、
食べ物に対するストレスも無くなりました。

『自由を手に入れた~~~~!』
という感じで毎日が充実しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

また、健康診断の数値は、
断食コース終了後より更に改善しています。
(コレステロールは薬を処方されていたときより適正値になり、
肝臓の数値も更に適正値になりました。)

世の中、禁酒することに苦労されている方がたくさんいるようですが、
断食コースからのアルコール卒業は最短コース(楽ちん)で、
断食コースの延長線上にあるように思いました。

以上、アルコール卒業の報告でした。


Kさんへ

メールありがとうございます。

アルコールを卒業したなんて、
僕も踏み入れたことがない境地に達してますね。

実は、僕も若い頃は毎晩ビールを2リットル位は飲んでいたので、
気持ちはよくわかります。

あの頃はシラフで寝たことがなかったな~。
たぶん、軽い依存症でしたね。

東洋医学を勉強するようになって、
酔っぱらうと、夜に本が読めなくなるので、
量が自然に減ってきました。

たぶん、依存の対象が、
東洋医学の学びに変わったのだと思います。

Kさんは、飲む快楽よりも、
歩くことと、健康の爽快感の方が上回って来たんでしょうね。

がまんではなく、気持ちいいから続いているのが理想なので、
しっかり動いて、美味しいものを食べて、しっかり寝て、
気持ちいい毎日をお過ごし下さい。


大沢先生

返信ありがとうございます。

以下、ご指摘の「飲む快楽よりも、歩くことと、
健康の爽快感の方が上回って来た」の部分、
若干補足させていただく。

生活習慣改善講座で「体の声」「脳の声」の話がありましたが、
これがアルコールをやめる、大きな助けになりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

断食コースへの参加後、1週間はビールを我慢して
「レモン風味の炭酸水」でしのいでいたのですが、
2週目は我慢できずビールを飲みまくったのですが、
飲んでも飲んでも「飲みたい」という気持ちが治まりませんでした。

朝、二日酔いで『こんなに飲んでばかりいてはダメだ』と思うのですが、
夕方にはレッツゴーという有様でした。

そして、次の朝『なんでまた飲んじゃったんだろう。。。』とガックリ。
(自己嫌悪感MAX。ストレス満載状態!)

ビールを飲まないようにするにはどうしたらよいか、
しばらく悶絶していました。

ここで、生活改善講座のことを思い出し
「飲みたい」というのは「脳の声」で、
「体の声」は「単に喉が渇いている」ということではないか?と考えました。

そこで実際に「水」や「麦茶」を試してみると、
渇きがピタッと治まりました。

一方、ビールは(4リットル飲んでも)
喉の渇きは治まりませんでした。

お腹がいっぱいになってビールが飲めなくなっても
喉の渇きは治まらない!
(これ、毎度のことですが、よくよく考えると無限地獄ですね。。。)

また、ダメ押しで購入した「禁酒セラピー」にも
「アルコールは喉の渇きを増す作用がある」ことが書かれていたので
「やっぱりそうだよね。体の声は間違いなかった!」と
確信(=体の声の答え合わせが)できました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「体の声」に従ってアルコールをやめると、
●ビールを飲むための時間を作るために
必死になって時間をやりくりする」必要がなくなる。

●ビールを飲んだ分のカロリーを消費しなければ!
というストレスを感じながらウォーキングや
ジョギングをする必要がなくなる。

●翌日の二日酔い状態
(頭ズキズキ、胃がムカムカ、全身だるい)を経験しなくてすむ
ということで、まずは、多くの『ストレス』から解放されました。

➡実はこれ、断食コースで体験していたことです。
(時間やカロリー消費を気にせず自然研究路や
遊歩道を自由に散策し、二日酔いの無い生活!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次に、アルコールをやめてから
『実感できる体によい事』がおきました。

●食事をおいしく感じる。
運動してお腹がすいた後の食事は、
『断食コースの金曜日の夕食』のように感じるので最高です。

『アルコールが無くても感動する食事ができる』という体験は、
私も含め断食コースに参加された皆さんは
『金曜日の夕食』で経験していると思いますが、
まさにそれを普段の食事のときに感じることができるので、
たまりません!!!

●熟睡できる。
寝起きがすっきり!しっかり眠れているので
ウォーキングやジョギングをしても体が軽く、
まるで自然研究路を歩いているような感じです。
そして動いた後の爽快感も格別!

●体重が減る。
アルコール+つまみ、のカロリーが無くなるので、
その分、体重が減りました。

これまで体重を気にして、
糖質制限のため食べたいものを我慢することが多かったのですが、
この我慢をする必要がなくなりました。

なぜなら、アルコール+つまみのカロリーは、
食べたいもののカロリーをはるかに上回っていたので。
(➡結果「食べるものを我慢する」というストレスからも解放されました。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おまけで、『実感は無いけれど体によい事』もおきました。

●健康診断の数値が改善
高かった悪玉コレステロールの値が適正範囲に入りました。

半年におよぶ運動療法・食事療法に加え、
断食コース参加で「これが限界」というぐらい
悪玉コレステロールの値を下げたのですが、
そこから更に低下し、適正範囲に入りました。

アルコールが悪玉コレステロールの値を上げていたことが
よ~~~くわかりました。

『アルコールは体に毒』と言われただけでは、
なかなかやめることはできませんが、
上述のとおり『ストレスから解放』されたり、
『実感できる体によい事』『実感は無いけれど体によい事』があると
やめることができると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

振り返ってみると「断食コース」は、
『ストレスから解放』や『実感できる体によい事』の全てを体験できるので、
アルコールをやめるにはもってこいのコースだと思いますし、
断食コースへ参加していなかったら
私はアルコールをやめることができなかったと思います。

以上を踏まえると、
「飲む快楽よりも、歩くことと、
健康の爽快感の方が上回って来た」というのは、
「飲む快楽」というのは脳の声で「嘘」ということが分かった。

断食コースで経験した感動や爽快感の一部を
日常の生活で追体験できるようになった。
(だからアルコールをやめることができた。)

ということかな~と思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、余談です。

現在、「アルコールを命の水」とか
「夏にビールを飲まない奴は人間じゃない」と
豪語していた自分は何処へ?という感じで、
「なんで飲んでいたのかわからない」ぐらい
アルコールを飲みたいと思うことは、
全く無くなってしまいました。

悟りが開けたと言うか、
洗脳が解かれたと言うか、
適当な言葉が見つかりませんが、
自分でも不思議なくらいの激変ぶりです。

アルコールをやめても「飲み会」には
ノン・アルコールドリンカーとしてこれまで通り出席しているのですが、
「禁酒してます」とか「断酒してます」と説明すると
「一時的にアルコールを飲まない」というニュアンスがあるので
『いつまで禁酒するの?』とか『いつから飲めるの?』と
聞かれることが多いです。

「アルコールをず~っと飲まない」ことだと説明するのですが、
飲んでいる人たちにはなかなか理解してもらえず、
何か適当な説明方法はないかと試行錯誤していたのですが、
「アルコール卒業」と言うと
卒業に不可逆のニュアンスがあるので
「もうアルコールは飲まない」ということが伝わることが分かりました。

なので、最近はもっぱら
「アルコールは卒業しました」と説明しています。笑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やすらぎの里には、
禁酒のために来る方もおられるとのことですが、
その皆さんに「断食コースにアルコール卒業のための材料(単位?笑)が
全部揃っていること」

「断食コースの(遠くない)延長線上にアルコール卒業があること」

そして、卒業できると
「(アルコールのために失っていた)健康と
(よっぱらって無駄にしていた)時間と
(アルコールのために浪費していた)財産の3つが
漏れなくついてくること」が伝わって、
実際に卒業する人がどんどん出てくれるといいな~と思います。

以上、長文になってしまいましたが、
やすらぎの里へ来られる皆さんの一助になれば幸いです。

“アルコール卒業しました” へのコメントが 2 件あります。

  1. hashimoto

    こんばんわ、時々やすらぎの里にお世話になっているものです。
    私もアルコールに強烈に依存していたけど辞めた一人なので、
    この方のアルコール依存中の気持ち、めちゃくちゃ分かります。

    そして、何度も禁酒、節酒を試みては挫折し、
    きっとドクターストップがかかってもアルコールは辞められず死んで行くんだろうと思っていました。

    私の場合、なぜ辞められたのか明確な理由は自分でも分かりませんが、
    大沢先生が「もう必要ななくなったんだね。
    そう言う時期が来たんだね」と言ってくださってストンと落ちて来ました。

    今でもアルコールは飲んでませんし、飲みたいとも思いません。
    その際で飲みに誘ったり誘われる機会は減りましたし、疎遠になった友達もいますが、
    アルコールに溺れて毎日の記憶がなく、後悔ばかりしながらフラフラになってもアルコールを買いに夜中コンビニに出向いたり、自らのアルコール臭を恐れながら仕事に行ったり、沢山の時間をただアルコール摂取のためだけに使うと言う無駄な人生から脱却することが出来ました。

    私の場合はまだ摂食障害という問題が残っていますが、
    それでもアルコールを辞めたことで悩みは半減どころか1/3以下にまでなりました。
    休日は朝から起きてお天気の中大好きな神社寺を回り、友達と出かけたりして、
    人生って楽しいなと本当に思います。アルコール飲んでた時は毎日死にたかったんですけどね。

    すごく長くなってしまいました。とても共感して思わずメールさせてもらいました。
    先生が公開されたこの投稿で一人でも多くのアルコール依存の方がアルコールの呪縛から解かれることを祈っています。

  2. やすらぎの里 大沢

    hashimotoさん、コメントありがとうございます。

    hashimotoさんの投稿にも共感する方、たくさんいると思います。

    ただがまんするのではなく、自分がやっていることを深く気づけたときに、人は自然に変わっていくような気がします。

    どんなことにも理由と必要があっておこっているんだと思うんです。
    その理由にも気づき、本当に自分が心地いいと思うことを選べた時、偽の欲求は必要なくなるんでしょうね。

    「人生って楽しい」そう思える日が来て、本当によかったね。

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