「春の身体の使い方」

沈丁花の花が満開になり、
いい香りが漂っています。
桜のつぼみも少し大きくなってきました。
春になると草木が芽吹くように、
人間の身体をめぐる気の働きも活発になってきます。
人の一生でいえば子供のころのような、
上へぐんぐん伸びていくエネルギーがあります。
この勢いをうまく使うことが、
春を気持ちよく過ごすポイントになります。
新しいことに挑戦したり、
運動を始めたりするのは、
春が一番いい季節です。
逆に、この時期仕事や勉強などで、
狭い部屋の中に閉じこもってばかりいたり、
ストレスを抱えてうまく発散できないでいる人は、
イライラしたり、不安定になりやすい季節でもあります。
 
春は上に伸びようとするエネルギーが満ちているので、
つらい症状が、身体の上の方に集中して出てきます。
春先に症状が集中する花粉症や、
春先にひどくなるアトピーの方は、
顔や首に症状が出ている方が多いです。
このような症状を抱えている方は、
足の刺激をして、気を下の方に下げるようにしたり、
運動や汗をかくことで、頭の方に上りがちな気を
上手に発散するように心がけたいものです。
 
また、寒い冬を乗り越えるために、
蓄える一方だった身体が、
春になって溜まっていた老廃物を出そうとします。
春に取れる山菜のような苦い味のものは、
老廃物を下して、出してくれる働きがあります。
なんか、春は調子悪いんだよね~っていう方、
しっかり体を動かして、ストレスを発散して、
夜は静かなヨガや呼吸法で、
気持ちを鎮めましょう。
気がスムーズにめぐり出すと、
春はとっても気持ちのいい季節ですよ。

  • 伊豆高原駅の大寒桜.JPG

伊豆高原駅の周辺に咲いている大寒桜。
今、満開になっています。

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