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やすらぎへの道・3「高原館の立ち上げ」

「40歳の決断」

大沢

2006年5月、やすらぎの里は、
新しい施設を始めることにしました。

今年、私には目標がありました。
「人を育てる年にしたい」

30歳で今の仕事を始めて、
昨年、40歳になりました。

30代は、今の仕事を起こして、
軌道に乗せる、立ち上げの時期。

40代は、人を育てて、
チームで安定して、運営していく時期。

しかし、それをどう形にしていくか。

やすらぎの里を、
徐々にスタッフに任せていくか、
それとも、もうひとつ新しい施設を作るか。

昨年末から、
そのことでず~っと悩んでいました。

スタッフに任せて、
自分は空いた時間で畑をしたり、
かみさんと旅行したり。

それもいいなあ、と思う反面、
なんかそれだけじゃ、
ものたりないような・・・。

新しい施設を始めようか。

いろんな構想はあるので、
ワクワクするが、忙しくなって、
大変だろうな・・・。

そんな、葛藤を繰り返していました。

そんな私の背中を押してくれたのが、
かみさんの一言でした。

「やりたいんだったら、やってみれば、
いつも、なんとかなったじゃない!」

その一言で、
一気に勇気が湧いてきました。

そんなときに、
高村夫妻との出会いがあったのです。

さらに、看護師の資格を持ち、
やすらぎの里で働きたいという人が、
ゲストで来たり。

やすらぎの里に来たいゲストの方がたくさんいて、
やすらぎの里で働きたいという人もたくさんいる。

それをつなげていくのが、
これからの自分の役割だ。

いろんなことが同時に起こり、
シンクロニシティー
(共時性・意味のある偶然)を感じた。

これは、きっと今が始める時期なんだ、
大きな力に背中を押されるように、
新しいプロジェクトが動き出しました。

高原館の立ち上げメンバー
高原館の立ち上げメンバー

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「新しい施設のテーマ」

やすらぎの里に来るゲストの方は、
大きく二つのタイプにわかれます。

ひとつは、
病気の治療や体質改善が目的の方。

もうひとつは、
減量やリフレッシュが目的の方です。

これまで、なんとかどちらのタイプの方にも
納得してもらえるように、
プログラムを組んできました。

しかし、さらに効果的なプログラムを考えたとき、
より、みなさんの目的に合わせた内容にしていきたい、
そう思うようになってきました。

今までのやすらぎの里(本館)は、
病気や体質の改善、心身の癒しが目的の方に、
新しいやすらぎの里(高原館)は、
減量やリフレッシュが目的の方に向けて
より効果的で、満足してもらえるような
プログラムにしていきます。

やすらぎの里(本館)のテーマは
“湯治・食養・東洋医学で体質改善”

やすらぎの里(高原館)のテーマは
“大人のためのダイエットの施設”です。

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「施設の名前は」

新しい施設の名前をどうしようか?
ずいぶん、頭を悩ませました。

テーマは“おとなのためのダイエットの施設”

おとなのための施設だから、
おとなを感じさせる名前がいいと思っていました。

まず、思い浮かんだのが、
“伊豆高原倶楽部”
ちょっとおとなの雰囲気がありますよね。

いいなと思ったのですが、
もうすでに、同じ名前のホテルがあるようです。

次に考えたのが、
“ヴァカンス・伊豆高原”
おとなの休日をイメージしました。

しかし、やすらぎの里の別館というのが、
わかりずらいじゃないかということで、ボツ。

結局、月並みですが、
“やすらぎの里・高原館”という名前に決めました。

月並みですが、
まさに、高原館という雰囲気なんです。

本館の方は、常緑の緑が茂る、
海沿いの森の中というロケーションですが、
高原館は、高原の落葉樹の林の中にあります。

全室、南向きで、客室からは庭にある、
大きな桜やカエデの木や、
その向こうに広がる雑木林が眺められます。

新緑の頃には、淡い緑の葉が、
まぶしいくらいに輝いていると思います。

空気の澄んだ、緑あふれる高原は、
散歩するには絶好のロケーションです。

そこで、おとなのゲストの方々が、
テラスの木陰で、のんびり本を読んだり、
お茶を飲みながら楽しそうに
おしゃべりしている。

そして、一週間後には、
みんな生まれ変わったように、
すっきり元気になって帰っていく。

そんな姿が目に浮びます。

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「おとなのダイエット」

今まで、やすらぎの里では、
あえて、ダイエットという言葉は、
あまり使わないようにしていました。

なぜなら、ダイエットっていうと、
若い女の子が、スタイルをよくするためとか、
かっこいい洋服を着れるようになるためにする。

そんなイメージを持っている人も多いので、
そのためのだけの施設だと
思われたくなかったからです。

それでは、なんで今度の高原館では、
ダイエットという言葉を使っているのか?

ダイエットが本当に必要なのは、
若い女の子じゃなくて、
中高年のそれも男性です。

しかし、ダイエットが
本当に必要な中高年の人たちが、
行きたいと思うようなダイエットの施設が、
日本にはほとんどありません。

それなら、やすらぎの里でやってやろう。

日本の中高年から、
肥満と生活習慣病をなくし、
健康で、気持ちいい毎日を過ごせるように。

そんな使命感に燃えています。

“おとなのためのダイエットだから、
健康的に、無理なく、気持ちよく“
やすらぎの里・高原館のテーマです

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「ドキドキの検査」

高原館の準備もいよいよ大詰めです。

宿泊施設をするためには、
旅館業という許可を
取らなければいけません。

また、それと合わせて、
食べ物を出すためには
飲食業という許可も必要です。

さらに、それらの許可を取るためには、
事前に消防の許可も必要になります。

ということで、
まずスタートが消防の許可。

何年か前に、
歌舞伎町の雑居ビル火災があってから、
消防の検査が非常に厳しくなり、
この検査を通るのが、
なかなか難しいのです。

火災報知機から、非常用照明、
消防へのホットライン、
カーテン、クロス、寝具等の防炎対策等で、
かなりの予算がかかります。

しかし、この検査をパスしなければ、
営業ができません。

なんとか、準備して、
その検査が、いよいよあさってです。

ぬかりはないはずだが、
ちょっと、どきどきの心境です。

なんとか一発で通ってくれよ。

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「岩盤浴」

打ち合わせ

今日は丸一日、
高原館で工事の打ち合わせ。

だいぶ具体的になってきました。

お部屋はシンプルだけど、
静かで、ゆっくりできます。

ゆっくり寝たいから、
マットレスにはこだわりたいな。

のんびりできるホールの天窓からは、
高原の青い空が眺められます。

もちろん、温泉があって、
男女別の露天風呂も作る予定です。

そして、なんといっても、
高原館の売りは、岩盤浴です。

寝ころがっているだけで、
汗がだらだら流れてきます。

デトックスフリークなら、
知らない人はいない岩盤浴。

断食と組み合わせたら、
まさに、最強のデトックスに
なるんじゃないですか。

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「仕上がりイメージ」

今は、普段の仕事は同じにこなして、
休日や夜の時間に、
高原館の準備をすすめています。

当然、休日がなくなったり、
自由な時間がほとんどない状態です。

確かに、楽ではありませんが、
嫌だと思うことはありません。

いろんなことが具体的になってくると、
高原館に来ている人が、
喜んでくれている姿がイメージできるんです。

こんなにたくさんの人に
喜んでもらえるのなら、
大変なことは、
むしろやりがいになります。

これを“仕上がりイメージ”と言うそうです。

自分の今やっていることが、
具体的にどのような形になって、
その結果、どうなっていくのか。

それが、はっきりとイメージできたら、
もうそれは、成功したようなものだというのです。

確かにそうかもしれません。

30~60代の減量が必要な人達が、
高原館の林に囲まれたテラスで、
「こんなバカンスも、たまにはいいよね~」
って言いながら、楽しそうに笑っている。

そして、生まれ変わったような顔になって、
「本当にすっきりできました!
これからは年に一度、
からだの大掃除に来ますね」
そういって、高原館を後にする。

そんな姿が目に浮びます。

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「消防の検査、無事完了!」

先日、受けた高原館の消防検査、
今日、無事に適合通知書がもらえました。

高原館は新築の物件ではなく、
もとケアーハウスだった建物です。

構造的には問題なくても、
現行の消防法には合わない場合があるのです。

大丈夫だとは思っていても、
やっぱり少し心配はしてました。

これで、来週保健所の検査を通れば、
お役所関係の検査は完了。

今夜は、お祝いに、
かみさんと一杯やろう。

高原館に乾杯!

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「高原館の予約スタート!」

2006年4月1日 9:00から、
高原館の予約が始まりました。

いよいよ、高原館がスタート。

最初に電話をくれた方は、
やすらぎの里の超リピーターの方でした。

やすらぎの里のときもそうだったけど、
最初の予約って、本当に嬉しいんですよね。

まじで、一生忘れないですよ。

だって、まったく、電話がならなかったら、
やはり、そんな不安はありますから。

おかげさまで、
ぼちぼち予約が入ってきました。

それに、まだゲストの数も少ないので、
スタッフと深く触れ合うことが出来ます。

なんたって、
最初はみんな気合が入っていますからね。

もちろん、私も当分は、
高原館をヘルプに行きます。

おすすめは、デトックスコース。

野菜ジュースと野菜スープを
飲みながらのファスティングと、
岩盤浴を組み合わせた、
究極のデトックスコースです。

なんか、この頃すっきりしないな。
からだの老廃物を出して、すっきりしたい。

そんな方に、
是非おすすめしたいコースです。

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「おやじ、ありがとう!」

11年前、八ヶ岳の麓で、
かみさんとふたりで、
やすらぎの里を始めました。

そのとき、古いペンションを
デッキを取り替えて、ペンキを塗り替え、
トレーニングルームまで作り、
みごとに、甦らせてくれました。

伊豆高原に移転してからも、
中庭のテラスを作り、書庫を作り、
厨房を改装してくれました。

今回の高原館では、
私のおやじだけではなく、
かみさんのおやじさんも活躍してくれました。

私のおやじは元大工職人だったので、
大工仕事ならたいていのことはできます。

さらに、かみさんのおやじさんは、
電気工事の職人なので、
ふたりそろえば、家も建ててしまう馬力です。

しかし、職人って気持ちいいですね。

朝は早起きで、
夜は8時には寝てしまいます。

どんな仕事でも、もくもくとこなして、
休憩になるとおっきな声で、
笑いながら楽しそうに話しています。

このふたりのおやじを見ていると、
日本のおやじ、ここにありって感じです。

おやじ、いつも本当にありがとう!

照れくさくて、
面と向かっては言えないけど、
あなたは、私が一番尊敬している人です。

おやじが二人

左から高村夫妻、かみさんの父、息子、父、かみさん。

かみさんの父さんが仕事をがんばり過ぎて、
鼻血を出しているのが笑える。

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「久しぶりの休日」

ふぅ~。

高原館のオープンもなんとか無事に乗り切り、
ようやく一息つきました。

久しぶりの休日。

かれこれ、
2~3ヶ月ぶりになりますか。

いつも、立ち上げのときは、大変ですが、
今回は本館の仕事をやりながらだったので、
けっこう、しんどかったですね。

オープン前日まで、ばたばたしてましたが、
スタッフが本当によくやってくれました。

今までの立ち上げは、
ほとんどかみさんとふたりでやってきましたが、
今回はスタッフみんなで立ち上げました。

みんなで乗り切ったからこそ、
うれしさも何倍にも感じます。

ほんとに、ほんとうにみんなありがとう。

そして、まだなんの実績もない
高原館をチョイスしてくださったゲストの方々に、
だたひたすら感謝、感謝です。

なんか、このごろ、
ありがとうっていう回数が、
格段に増えた感じがします。

きっと、それだけ、
みんなに助けられているんですね。

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「高原館もがんばってます」

5月1日にオープンした、
やすらぎの里・高原館。

はじめの週は、まだバタバタしていましたが、
スタッフも慣れてきて、
動きもスムーズになってきました。

高原館の大広間。
床暖房が入っているので、
床が暖かくて気持ちいいので、
みんな、ここでごろごろ横になっています。

大きな窓からは、
外の緑がいっぱいに見えるので、
中にいながら、森林浴の気分です。

大広間からは、
中庭のテラスに出ることができて、
外で高原の爽やかな風にあたることもできます。

とりあえず、基本的なハードの部分は整ったので、
これから、何年もかけて、
コツコツと高原館の歴史を刻んでいきます。

高原館のスタッフも
本当によくやってくれています。

みんな、いつもありがとうね!

みんなで一緒に、
日本一の施設にしていこうぜ。

大広間

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