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「心の輪を広げる体験作文」から

今朝の読売新聞の編集手帳の記事で知った藤崎未夏さん
という少女の書いた作文を読みました
世の中にはこんな良い先生がまだいたんだという驚きと
彼女の勇気有る行動に感動しました
[気持ちを伝えたい]
(ふじさき みか)
 私は、生まれつき左足がなくて、義足をつけています。
学校生活の中で、足がいたい時やプールの時など義足をはずす時が
あります。
 四月になり、一年生が入って来ました。
一年生は、まだ入って来たばかりで、私の事を知りませんでした。
 五月に運動会の練習が始まりました。
体育館での練習の時、半そで半ズボンにはだしでダンスの練習を
していました。
半ズボンだったので、義足をはめた足が目立っていました。その時、
一年生が何人か集まって、「にせ物の足だ」と言いました。
私は、すごくいやでした。
今までも、同じような事を言われてきたからです。
だから、いつも足が見えないように、長ズボンばかり着ていました。
そしていろいろ言われるのがこわくて、にげるように義足をかくして
いました。
本当は、何を言われても気にせずに、どうどうとしていたいと思って
いたけど、その勇気がありませんでした。
だから「にせ物の足」と言われた時も、がまんしていました。
 授業が終わり、担任の先生に相談しました。
先生は、「一年生に足の事を話してみようか」と言いました。
私は、みんなの前で話せるか、自信がなくてまよっていると、先生が、
「話してみようよ」とはげましてくれました。
 その夜、私は一年生に話す文を考えました。
内容は「どうして足がないのか」とか、「みんなと同じことが出来る事」
とか、「義足をはめた時は、どんな感じなのか」など、一年生にも分かる
ように書きました。
 一年生教室に話しに行きました。
三人の友達が、一しょに来てくれました。
一年生は、私の話しを、「すごい。」と言って聞いていました。
その後、みんなの前で義足をはずした姿を見せました。
一年生は、びっくりした様子で私を見ていました。
その時私は、「やっぱりここでやめようかな」と思いました。
でも私は、勇気を出して見せたり、質問をうけたりしました。
その質問は、
1「走っている時義足は、はずれないの」と
2「手じゅつをする時は、いたくないの」
などの質問です。その時私は、こう答えました。1つ目は、
「ゴムみたいな所がすべり止めになるから、はずれません」
と答え2つ目は、「ねむっているから、いたくないです」
と答えました。
 一年生に、義足の事を分かってもらうために、話をして、
いやだった事とか、分かってほしいこととか、自分の気持を伝えられたし、
一年生の気持ちもよく分かったのでよかったです。
これからは、「にせ物の足」と言われないと思うと「ホッ」としました。
 勇気を出して話をしたことで、少しずつ自分の気持ちが変わりました。
いやだった半ズボンやスカートがいやじゃなくなり、どうどうとできる
ようになりました。
 今では、一年生とも仲良く遊んだりしています。
だれも「にせ物の足」と言わなくなりました。
 先生や友達から、勇気をもらって、自分の気持ちを一年生に伝えられました。
ありがとうございました。
これから、新一年生や新しい友達と出会った時は、勇気を出してどうどうと、
自分の気持ちを伝えたいです

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