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「春です歩き始めてみませんか」

「春です歩き始めてみませんか」

 日増しに日差しが春めいてきました。日頃運動不足を感じている方は、この時期に始めることをお勧めします。春は人も自然も動き始める時期です。この季節に自然の力を借りて、運動不足を解消しましょう。

 運動の中でも継続的に続けられるということからお勧めなのがウォーキングです。特に通勤や通学の際に歩くようにしたり、一駅前でおりて歩くようにして、朝と夕に30分づつ合計一時間歩けるように出来たら理想的です。朝は時間がなくてという方にはウォークマシンやエアロバイクもいいのですが、すぐに飽きてしまうのが難点です。その点、歩くことは周りの景色が変わるので飽きずに続けられます。特にこの季節は暑すぎず寒すぎず、花や緑もきれいなので歩き始めるにはもってこいの季節です。冬の間に貯えた余分な脂肪を燃焼させるためにも、思いきって始めてみませんか。

 「歩くことが不足がちな現代人」

 人間は足腰から衰えるといいますが、それは重力に対して体重を支え続ける直立二足歩行の宿命でもあります。昔は足腰を酷使することで腰が極端に曲った老人をよく見かけましたが、近ごろは以前のように腰の曲った方は少なくなってきました。しかし、変形性膝関節症を筆頭に足腰の痛みに悩んでいる人はかえって増加傾向にあります。また、足は第二の心臓といわれるように血液循環に大変な影響を与えています。運動不足になりがちな現代人は、下肢の筋肉や関節、骨の衰えだけでなく、血液循環の停滞に直面しているのです。歩くことが足りないことがめぐりめぐって生活習慣病に拍車をかけることにもなるのです。

   「老化は足から」

 老化は足からといわれています。現に20才の筋力を100とすると、60才の腹筋や握力などの上半身の筋力は80%を保っていますが、足を動かす下半身の筋力は50%まで落ちるという調査報告があります。その筋力の低下とともに中高年で一番問題になっているのが変形性膝関節症です。膝関節には足を伸ばす筋肉(伸筋)の大腿四頭筋と曲げる筋(屈筋)の大体二頭筋がありますが、筋力が弱くなると屈筋の方が優位になり膝をしっかり伸ばすことができなくなってきます。膝関節で重要な役目をする関節軟骨に圧力がかかると軟骨はわずかに変形して、圧力を分散、吸収しますが、筋力が弱ってひざが曲るとその圧力のかかりかたが不安定になり、特に軟骨の内側に負荷がかかるのです。その結果、老化で弱っている関節軟骨の一部がすり減り、摩擦が起き、それが刺激となって炎症が発生し、痛みとしてあらわれるのです。さらに膝が曲った状態が長く続くば靱帯、腱、関節包などの軟部組織が萎縮して、関節の可動域が狭くなってきます。膝関節の運動療法で太ももの筋力強化が必ず行われますが、これは伸筋を強化することで関節軟骨にかかる負担を軽減して、膝の拘縮を防ぐ役割があるのです。

 「ハイヒールの方は腰痛に注意」

 マリリン・モンローはグラマスな姿と美しい足をもっていました。ハイヒールを履いてヒップを突き出し、腰を左右に揺すって歩くモンロー・ウォークが人々を魅了し、これこそが女性を魅力的に見せる歩き方だと思われている節があります。しかし魅力的な歩き方が、必ずしも人体にとって正しい歩き方とは限りません。

 正しい歩き方というのは、身体の動きに無駄がなく効率的で、長時間歩いても骨格や筋肉、靱帯を痛めることがありません。具体的には上体や腰を伸ばし、膝も力を抜いて、太ももをのびのびと振り出し、かかとから着地し、足の裏全体を使ってかかとからつま先に向けて転がすように体重移動させ、最後につま先でけるのです。モンローのように高いハイヒールをはいてヒップを突き出して歩けば、腰椎の前弯がひどくなって骨盤が前傾姿勢になり、極めて腰痛になりやすくなります。腹筋の弱い人が立ち仕事をしていると、疲れてくると腰の力が抜け、腰椎の前弯が増して、腰痛を訴えることはよくあることです。ストレスなどで背中の筋肉が緊張したり、腹筋の力が低下すると、背中を丸めお腹を突き出して歩くようになるので、意識的に背筋を伸ばして胸を張って歩くようにします。

 いつもハイヒールを履いている方や、近頃お腹が出てきたと感じる方は、日頃から前屈のストレッチをするようにしたり、腹筋を鍛えるようにしておかないと、ひどい腰痛に悩まされることになります。

 「頭を空っぽにして歩く」

 人間のストレスのほとんどは物理的なものではなく、心理的な問題によるものだといわれています。 気になっていることが長期間に渡り、継続的に続くと自分でも気付かないうちに大きなストレスになっています。何か気になることが頭から離れないようになったら、意識的に頭をからっぽにして歩くと、歩き終わる頃には気持ちもスッキリしています。ストレスの原因は取り除けなくとも、うまくつきあうことはできるものです。

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