自然と健康

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「やすらぎの里」6泊7日の断食体験

断食と聞くと、みなさん何を思い浮かべますか?

宗教、修行、道場またはつらそう、苦しそう、イライラしそうなど、
あまり明るいイメージは持たないのではないでしょうか。

ですが、記者が実際体験した「やすらぎの里」での断食は明るく、
楽しい、そして爽快なものでした。
体重が減るだけではなく身体の疲れが取れ、身体が軽くなり気持ちもすっきり。
この感覚はくせになりそうです。

「自然の中で心と身体を解きほぐす」

朝、寝坊して朝食を抜いた、仕事が忙しくて昼食を抜いた・・・。
このようなことがあると、私たちは健康に悪いなと思ったり、
実際に食事ができなかった日は元気が出なかったりします。

それなのになぜ断食なんてするの? 
なぜ断食が健康にいいの? という疑問がわいてきます。

または、食べないダイエットは身体に悪いと思う人もいるでしょう。
そこで、「やすらぎの里」の代表で実際に治療もおこなう
大沢先生に、断食について教えていただきました。

「やすらぎの里でゲストを迎えて感じるのはみなさんとても疲れているということです。
いろいろなストレスにさらされて心身ともにくたくた。
それに加え食べ過ぎ、飲みすぎなどで内臓も疲労しています。
断食はそのような身体や心の状態をリセットする効果があるのです。」

ですが、断食するとお腹がすいて、かえってストレスがたまって
いらいらしそうな気がしてしまいますし、
一週間なんてとても無理だと思ってしまうのですが・・・。

「確かに仕事は山積み、付き合いの飲み会もあるなど、
いつも通りの環境で一人だけで断食するとそうなるでしょう。

しかし、やすらぎの里では空気のきれいな自然の中で、
治療や体操をして体をほぐし、温泉に入ってのんびりしながら断食をおこないます。
周りには一緒に断食している仲間もいます。

このような環境ですと、空腹でイライラしたりすることもあまりありません。
みなさん、お腹はすいていると思いますが、元気に散歩に行かれたり、
美術館めぐりをしたり、陶芸教室に要ったりとここでの一週間を楽しんでいますよ。」
(大沢先生)

確かに記者も思ったほど空腹を感じなかったし、イライラすることもなく、
いつもよりも頭がさえているような感じさえあったのです。


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1日目 3月24日(日曜日)

14:00~17:00の間にチェックイン。
カルテを記入後、入所個人面談(体重、体脂肪測定、自律神経検査)
18:00 夕食の替わりのおすましを飲む
19:00 入所説明会

朝から何も食べてはいけないので、やすらぎの里に着くまでがつらく、
つい食べ物に目がいく。
初めからこんな状態では先が思いやられるなと思っていたら、
個人面談で最悪の結果が・・・。

体重が重いのはわかっていたが、体脂肪を計ってびっくり、何と身体のほぼ半分が脂肪だよ!あまりに恐ろしくて実際の体重と体脂肪を書くことができない・・・お許しを。
自律神経検査の数値も良くない。

この結果に茫然自失という状態で夕食、といってもおすまし一杯だけ。
食事コースの人たちが食事しているのを横目で見つつ、おすましを味わう。
美味しいんだけど、ゆっくり飲んでも5分で終わってしまった。

19:00からの説明会で断食の効能や注意事項、近くの散歩コースの説明がある。
今回の参加者は20歳くらいの若い女性から70代のご年配のご夫婦まで多彩な顔ぶれ。
最後に腸の中を空にするために下剤を飲む。

説明会の後、屋上にある露天風呂に直行する。

星空を見ながらの露天風呂は開放感抜群で、しばし空腹を忘れ温泉でくつろぐ。
あまりの気持ちよさについ長風呂になり、急に立ち上がったら立ちくらみがする。
そういえば説明会で長湯は禁物と注意を受けたばかりだった。


2日目 3月25日(月曜日)

 7:30 体操(錬功十八法)
10:00 朝食(酵素ジュース)
10:30 治療(整体マッサージ、カッピング、ローリングベットで計1時間)
15:30 散歩
17:00 リラクゼーション(ヨーガ)
18:00 夕食(おすまし)

空腹は不思議なほど感じない。
しかし酵素ジュースやおすましだけの食事はなんだかむなしい。

午前中におこなわれる治療はとても気持ちが良い。
しかし、カッピングでは背中に不気味な紫色の不思議な水玉ができてしまった。
この色が濃いほど老廃物が溜まっているとのこと。

体操やヨーガも気持ちいいが、先生のようにできず、普段の運動不足を痛感する。
スタッフの人に連れられて浮山温泉郷の中を散歩。
鳥の声が聞こえて空気も良い。
頭が冴えてとてもクリアな感じがする。

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3日目 3月26日(火曜日)

 7:30 体操
 8:00 治療(整体マッサージ、鍼灸、ローリングベットで計1時間)
10:00 朝食(酵素ジュース)
14:00 観光スポットへドライブに連れて行ってもらう
17:00 リラクゼーション(呼吸法)
18:00 夕食(おすまし)

だるい。
朝の体操やりたくない、起きたくない!
でも、やっとの思いで起きる。

これが断食反応と呼ばれるものなの?
口の中が気持ち悪く、胃がむかつくような感じがある。

何とか体操をこなし、断食中に1日1袋だけ飲める生姜湯を飲んで横になっていたら、気持ち悪かったのが治まる。

今日で断食は終わり! 
明日からは回復食だ、うれしい。

でも思ってたほどこの3日間、空腹感はなかったな~、イライラもしなかったし。
でも、みんなでドライブに行ったとき、食欲を物欲に変えて思いっきり買い物をしてしまったけど。


4日目 3月27日(水曜日)

 7:30 体操
10:00 朝食(重湯、具なしの味噌汁、梅干)
11:30 治療(アロママッサージ、エアーブーツ、ローリングベット計1時間)
17:00 リラクゼーション(楽健法)
18:00 夕食(三分がゆ、お麩の味噌汁、梅干)
明日から食事を食べられると思うと空腹であまり眠れなかった。待ちに待った3日ぶりの食事・・・。といっても、米粒が入っていないさらさらの重湯。それがなんでこんなに美味しいの! ところが、その後猛烈にお腹が空き、断食中よりつらい。休んでいた胃が目覚めてしまった感じ。夕食の三分がゆ、朝と違って米粒が少し入っている。味噌汁の具のお麩が美味しい、こんなに味があったんだと感動する。同室の女性と近所の陶芸教室に行く。何かを作るのって楽しいし、いい気分転換になった。


5日目 3月28日(木曜日)

 7:30 体操
 9:00 治療(マッサージ、EMS電気治療、ローリングベット計1時間)
10:00 朝食(5分がゆ、豆腐の味噌汁、梅干、人参のシャーベット)
17:00 リラクゼーション(操体法)
18:00 夕食(全がゆ、車麩と豆腐の煮物、梅干、人参のシャーベット)
19:00 食事の講義

食事の講義がわかりやすくてとても勉強になった。
具体的で実行しやすいことを話してくれたので、
帰ってから気をつけようとがぜんやる気になる。

夜寝る前に、フッと気がついた、身体がとても軽い!
10年来の肩こりがすっかり消えているのだ。

肌もすべすべになったようだし、幸せな気分で眠りにつく。

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6日目 3月29日(金曜日)

 7:30 体操
10:00 朝食(野菜入りうどん、玄米おにぎり、おしんこ)
11:30 治療(整体マッサージ、カッピング、ローリングベット計1時間)
15:00 退所面談(体重、体脂肪測定、自律神経検査、退所後の
      生活のアドバイス)
18:00 夕食(自然食のフルコースディナー)
退所面談で体重3.4Kg、体脂肪4%減った。
ヤッター!
自律神経の数値も良くなっている。

本当に断食したかいがあった。
ちなみに他の人たちは20代の女性体重3Kg、体脂肪3%減。
30代の男性は体重4Kg、体脂肪5%減。
50代の男性は体重6Kg、体脂肪3%減、高血圧で悩んでいたのが、
血圧がほぼ正常値になったと喜んでいた。

他の方々も体重2~4Kg、体脂肪2~5%位減った方が多かった。
食事療法のコースの方も体重、体脂肪ともに減っていたようだ。
すごい効果だ! 

今日の夕食はがんばったごほうびのような自然食のフルコース、
何とお砂糖を使わないデザートまである。
美味しいのだけれどお腹が一杯であまり食べられない。
胃が小さくなったんだね。


7日目 3月30日(土曜日)

 7:30 体操
 9:00 朝食(五分づき米、きんぴらゴボウ、ひじきの煮物、お豆腐とワカメの味噌汁、
      おしんこ、夏みかんゼリー、玄米パン)お土産に天然酵母のパンをいただく。
 朝食後、11:00までに各自チェックアウト

今日でお別れ、なんだか寂しい。
でも、みんなひとつのことをやりとげた充実感と身体が軽くなって
健康になったからか、笑顔がすっきり輝いている。
初日の顔とはみな別人のようだ。

6泊7日の断食体験は、あっという間に過ぎてしまった。
体重や体脂肪が減ったことよりも、日々自分の身体が健康になっていくのが
実感できたことがうれしかった。

また、食事の大切さを本当に知った気がする。

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「やすらぎの里の一週間を終えて」 村上 知子さん

やすらぎの里で断食を体験した姉の話を聞き、
最近体重増加傾向にあった私は断食の決意をしてやすらぎの里へ向かいました。

断食1日目は出発前から始まり、朝食、昼食はなし。

到着後、カルテに体調や食の傾向などを書き入れ先生との面談。
入所時の体重56.8Kg、体脂肪32%でやはり太り気味。

内臓の調子やリンパの流れなどの好・不調も調べてくれます。
これも、あまり良くありませんでした。

朝食は酵素ジュースという甘酸っぱい不思議な味のジュースを、
夕食はおすましを普通食の人の夕食を横目にちびちびいただきます。
それでも、お腹は多少満たされた感触。
しかも、おすましは私の苦手な昆布としいたけのダシなのに
まったく気にならず、美味しく感じました。

4日目からはいよいよ回復食。
これまた苦手なお粥がなんともありがたく、もっち りとした玄米が美味しいこと。

毎日の治療は整体マッサージ、アロマテラピー、カッピング、鍼灸など
盛りだくさんのメニューで、肩こりもずいぶん楽になりました。

また、便通がよくなり人によっては宿便が出るそうですが、
ちょうど生理中だった私は経血がいつもより多いことに気づき、
先生に聞くとよくあることなのだそうです。
断食は身体のいろいろな老廃物を排泄してくれるのだと感心してしまいました。

やすらぎの里はスタッフの人たちみなさんが温かく、
館内はとても清潔で気持ちよく滞在できました。

断食という苦しいイメージには程遠くて、
自由時間は温泉に入ったり散歩やドライブ、昼寝をしたり
陶芸教室に行ったりとみなさん気ままに過ごしています。

また、他のゲストの方も楽しい方が多く、「一緒に断食している仲間がいる」
という心強さもあり、楽しく過ごすことができました。

最終日の面談で体重は54.2Kgの2.4Kg減、体脂肪30%で2%減でした。

体重の減少以上に身体が軽く感じるのは、
身体の中から健康になったことの現われだと思います。

こんなに爽快な感じは本当に何年ぶりの感覚です。
はじめに断食と聞いたときは辛そうと思っていましたが、
終わってみるとやってよかったというのが正直な実感です。

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