「News Letter Vol.5」

●目次
○八ヶ岳の森から「目に青葉、山ほととぎす・・・」
○特集「主食抜きのダイエットはやめましょう」
○フォルスの台所から「春の献立、フォルスのレシピより・キャロブタルト」
○スタッフ紹介
○フォルスの記事がクレアに紹介されました


  
「目に青葉、山ほととぎす・・・」
 八ヶ岳山麓は、こぶしの花が咲くのを筆頭に梅、桜、れんぎょう、雪柳と辺り一面花だらけ、乱れ咲きの様相を呈してきます。そして桜が散って葉桜になる頃、唐松が目の覚めるような鮮やかな緑に芽吹いて、標高1000mの高原もようやく緑の季節を迎えます。
 一年の半分が冬といってもいいここに住んでいるからこそ、春を待ちわびる気持ちが強いからでしょうか、道ばたの草の青さにも春を感じでうれしくなってしまいます。今、フォルスの周りはたんぽぽの花でいっぱいです。芝生やきれいな花壇で造られた庭もいいですが、雑草の中で自然に咲く花のほうがより季節を感じさせてくれるような気がします。


「主食抜きのダイエットはやめましょう」
 現在、巷には数多くのダイエットが氾濫しています。その中には食事療法の専門家から見てかなり問題があるものも見受けられます。それでも一頃に比べると全体としてバランスが取れている物が多くなってきたものの、長期にわたっておこなった場合、続けられそうもないもの、健康面から問題もあるものが多いようです。
 ダイエットにもいろいろな方法がありますが、体重を早く落とそうとすると、運動ではなかなか減りにくいので、食事制限を伴うダイエットになりがちです。しかし、食事は単に栄養をとるためだけの物ではなく、楽しみでもあり、また、ストレスや不満の解消の有力な手段でもあります。
 毎日が不満やストレスでいっぱいで、自分に自信がもてなく、自分が好きになれないような人が、食事制限を伴うダイエットを自分一人の力でやろうとしても、普段の不満やストレスに、好きな物を食べられないという新たなストレスが加わり、ある期間は我慢できても、何かの拍子に張りつめた糸が切れるように、リバウンドで食べ過ぎ、せっかくの苦労が全て水の泡、というのは良くある話です。
 このあたりが食事制限を伴うダイエットの難しいところで、食事制限がいかに我慢やストレスにならないようにするかというのが大きなポイントになります。その点、専門の施設に一定期間滞在しながらであれば、周りからの食の誘惑がありませんし、環境が変わることで、日頃のストレスも少なくなっているので、食事を制限していることが苦痛になりに
くくなっているので、一番安全な方法なのです。特

に食事のコントロールが出来にくくなっている人の場合、家では食事制限よりも運動を中心にしたダイエットの方がリバウンドが少ないのでこちらの方をお勧めします。 
 どうしても自宅で食事制限をする場合には、まず主食であるご飯だけはしっかり食べるようにします。ご飯は、消化され最終的にはブドウ糖になり身体に吸収され、動くときのエネルギー源になります。人間が体を動かして活動するには、必ず必要な栄養素なので、これを制限してしまうと、動けなくなるか、どこかで必ず欲しくなってしまいます。若い女性がご飯を食べると太ると思い、ご飯を食べずにダイエットをして、悪いと分かっていてもつい甘い物にてが出てしまうのは、ご飯を食べる量が足りないからです。
 主食はその民族にとって一番必要で大切な食べ物でありますので、日本人の場合、ダイエットをする際でも削れないのがお米なのです。野菜やお魚なども確かに大切な物ではありますが、世界中の民族を見ても、主食は穀類か芋類などの炭水化物で取っています。人間には生きていく上でどうしても欠かせない物が、主食である穀類なのです。
 ご飯を食べると太ると思い制限している人は、お米を主食にしている民族で太っている民族がいないという事実を認識しなければいけません。また、ご飯とパンやおかずのカロリーを比べた場合、どちらが高カロリーか比べてみると良く分かります。ご飯は粒のままで料理するものなので、腹もちが良く、消化や吸収に時間がかかるので、食べ過ぎの防止にも非常に有効です。
 また、いくら気をつけようと思っていても、どうしても食べ過ぎてしまうという人は、ご飯だけはいくら食べてもいい物ということするとよいでしょう。身体にいい物で、食べごたえがあって、腹もちがいいご飯は、他のお菓子や菓子パンの食べ過ぎを防ぐという点からも、同じ食べ過ぎるのであればお勧めできる物です。
 甘い物や菓子パンを常食している人は、意識的にご飯の量を増やしてみることをお勧めします。カロリーから見ても、菓子パン1個とおにぎり2~3個がほぼ同じカロリーになります。果たしてどちらが食べたという満足感があるでしょうか。ダイエットをする際、どうしても最後まで抜くことが出来ないのが、日本人の主食であるご飯なのです。 


【フォルスの台所から】
「春の献立」
 ・豆腐のテリーヌ
 ・ミネストローネ
 ・玄米ご飯(黒米・ひよこ豆)
 ・春のサラダ 
 ・タケノコのステーキ
 ・甘夏のゼリー 
 
 八ヶ岳の山麓は一年中で一番美しい季節を迎えています。枯れ木の山だった森が、みずみずしい緑に包まれ、目にも眩しいばかりです。山菜もウドやワラビ、ゼンマイ、タラの芽がそろそろ終わりになり、うるい、みずなどの葉物が多く出回るようになりました。
 長女の妙恵も4月から幼稚園に行くようになり、少しゆとりが出来たので、下の子の玄と出来るだけ外で一緒に遊んで、高原の春を満喫しています。                     文枝


「フォルスのレシピより」
○キャロブ・タルト
 キャロブ粉は、キャロブ豆を粉末にした物で、その風味がチョコレートに似ているので、チョコの代用品として自然食愛好家によく使われる物です。
 大きな自然食品店だったらおいてあるかもしれませんので、どうしてもチョコがやめられない方は、一度試してみて下さい。
「材料」
○キャロブクリーム  
 キャロブ粉 大2
 豆乳    360cc
 ハチミツ  大1
 くず粉   大3
 地粉    大3
○タルト生地
 完全粉   200g
 菜種油   大2
 水     120cc
「作り方」
1、タルト生地はさっくりと混ぜてラップにくるみ  冷蔵庫で寝かせる
2、豆乳にくず粉を入れ良く溶かしておく。
3、キャロブ粉、地粉をふるいにかける
4、全体を暖めて、良くかき混ぜる
5、生地を型に入れてオーブンで焼きさましておく
6、さましたタルト型にクリームを入れ、クルミを  のせて冷蔵庫で冷やしてできあがり。


「スタッフ紹介」
 今年に入ってからフォルスにいらした方はお逢いした人も多いのではないでしょうか。背の高い男性の関口さんは、フリーで旅行ガイドを制作する仕事をしていましたが、ここで長期療養しながら仕事を手伝ってもらっています。男性のスタッフが私だけで、外仕事などもっと手を入れたいところが出来ずにいたのですが、仕事がはかどり助かっています。
 「こんにちは、関口です」
 皆さんこんにちは、2月以降滞在された皆さんは、お久しぶりです。まことに月並みな物言いですが、早いもので小淵沢にやってきましてから2カ月半が経ちました。4月より「猫の手ヘルパー1号」として、掃除、皿洗い、見よう見まねの庭仕事、etc と昼下がりの情事こそないものの、インチキアウトドアー小僧と評されながら、家庭の主夫的生活を楽しませていただいています。
 今後の予定は未定ですが、毎週、毎週いらっしゃるいろいろな方たちと接することで、学ぶこと考えることも多く、とても良い機会を与えていただいたのではないかと思っております!と優等生っぽく締めくくりながら、季節と共にそこはかとない変化を見せるフォルスに、皆さんまたのご来訪をお待ちしておりますと営業も忘れない、いまだにややネジのゆるんでいる関口でした。ではまた。


「フォルスの記事が、女性雑誌クレアに掲載されています」
 フォルスの断食体験記の記事が、現在発売中の月刊の女性雑誌「クレア」6月号のP63、65に掲載されています。見出しが「小淵沢の断食道場に入門する」となっているので、道場という呼び方にはちょっと抵抗あるのですが、ライターの方が実際にここで断食を体験したものを記事に書いてあるので、楽しい内容になっています。
 内容を一部掲載しますと
「断食に行ってこんかい!始まりは編集長の一言だった。いくら私が、毎夜毎夜、大酒飲んで大暴れして、翌日むくみきった顔で遅い出社をするからといって、こんなひどい仕打ちってある?けど、そろそろお肌どころか身体も曲がり角だし、明らかに体型がおばさん化しているのは事実。よし、やってやろうじゃないの、と勇んで出かけたのだった。」
 「私の身体は、決して悪くはなかったけれど、オーバーホールしておくにはいい時期だったようだ。断食ブルーになり、やつれて静かに帰ってくるだろうという、編集部のみんなの期待を裏切った私である。おかげで主張ぶとりの体重も減ったし、みんなに顔が小さくなったっていわれて、ちょっとうれしい。」是非書店で見かけたら開いててみて下さい。


 【寄せ書きから】 
 フォルスでは来ていただいた方が、お帰りの際に寄せ書きを書いてもらっております。ほんの気まぐれで始めたことだったのですが、今になってみると一番の宝物になっています。
 いくら忙しくても、この寄せ書きを読む度にやる気がわいてきます。こちらにいらしたときには是非開いてみて下さい。

 もっと厳しいところかと不安で、なかなかこちらに来る勇気がありませんでした。でも実際あっという間に一週間が過ぎて、全然苦ではありませんでした。
 空気も、水も、お食事も大変美味しかったです。特に温泉が最高でした。あと、偏頭痛が無くなって、胃の調子が大変良くなって本当に良かったです。先生、奥さん、皆さん有り難うございました。
                                       25才 女性
 
 始めどんな所かなあと不安でしたが、同世代の女の子ばかりで、すごく楽しくすごせました。めちゃくちゃだった食生活も、味覚の変化と一緒に変えられそうです。また遊びに来たいと思います。
                                       20才 女性

 不安な気持ちでここへ来たけれど、みんなともすぐに仲良くなれてとても良かったです。同じ悩みを持っている人たちだからこそこんなに打ち解けられたとも思います。先生とファミリーには「有り難う」という言葉だけでは申し訳ないと思うほど感謝しています。カウンセリングのおかげで、まだまだ私にも何かできるんだという気持ちになれました。また今度は違う季節に泊まりに来ようと思っています。p.s。食堂のリラクゼーションの音楽がとても良かったです。        24才 女性

 こんなにゆったりと、穏やかな日々を過ごせたのは初めてかもしれません。寒さとだるさで冬眠していましたが、帰る日になって少し起き出してきたかな・・・。なので、一週間で帰るなんて残念です。心身共にぼろ雑巾状態でしたが、少し潤ったような気がします。深い暗闇の仲から抜け出す糸口が見つかりそうな気もします。未だぼやけた感じなので、ストレートな表現が出来ないのですが、これから少しずつ前を向いて進んでいきたいと思います。有り難うございました!。33才 女性

 ダイエットの目的でここへ来て3kg減で、まあ少し満足かな?断食だからもっと落とせるかと考えていたけど甘かった。一週間すぎるのは早いものです。今振り返ると3日間の断食はつらかったです。食べないことは我慢できても、体を動かすことがつらかったかな。
 食事がだんだんごちそうになる度に、みんなで意見言い合ったのが楽しかった。金曜のディナーには、超ー感動したゼ。奥さん豆腐のテリーヌ最高でした。私も家に帰って作ります。
 一週間で学んだことを、これからの生活に役立てていきます。リバウンドにくれぐれも気をつけてフォルスでの生活忘れずね。先生たくさんのアドバイス有り難うございました。そしてカラオケ楽しかったです。お世話になりました。                         20才 女性

 長いようで短い一週間でしたが、始めてきたときは、断食なんてそんなにつらいと思っていなかったけど、火曜日が一番つらくて、フルーツティーを飲んで生き返りました。
 整体、カッピング、針etc。初めての体験でとてもリラックスできたし、気持ちよかったです。普段友達には話せないようなダイエットの話とか、食べ物の話についてたくさんはなせたし、いろんな人からも話を聞いてとても勉強になりました。
 同じ事で悩んでいる人が入るんだなあと安心したし、カウンセリングを受けてこれからは前向きに行こうと思います。                               22才 女性

 あっという間の一週間でしたが、何につけ反応の鈍い僕にはちょっと短すぎるように思えます。来て良かった。僕にはこのフォルスが、静かに「夢が無くても希望は捨てるな」と語りかけているように。有り難うございました。また次の機会まで。                   37才 男性


「編集後記」
 ここのところ急に暖かくなり、外にいるのが気持ちよくなったため、毎日のように庭仕事をしています。種をまいたり、土を掘ったり、石を動かしたり、疲れたら外のベンチに座って、周りの緑を眺めながら、鳥のさえずりに耳を傾け、しばしボーとする。自然の中で暮らす幸せを実感するときです。
 今年の夏には、花でいっぱいの庭で、ゆっくりとお茶でも飲めるのを楽しみに、庭仕事に精を出しています。                                  大沢

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