【 トレイルウォーク 】

養生館では、毎朝7時から1時間程の「トレイルウォーク」をおこないます。

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海沿いの原生林の森の中を歩くトレイルウォークは、
都会の生活では経験できない、自然の中でのリトリートならではの体験です。

自由参加のプログラムなので、
体力に自信のない方や体調がすぐれない方は、
お部屋で休んでいることも出来るのでご安心ください。


脳に効くウォーキング

散歩
歩くことによる運動効果、カロリー消費効果はもちろんありますが、
それは歩くことの魅力のほんの一部のことであり、
脳に対する効果、そして瞑想的な効果にこそ、
その真価があると考えています。

まず歩くことによって、体の中でも大きな筋肉を運動させることから、
その筋ポンプ作用により血液循環が促進されます。

特に脳は全身のうち15%という
大量の血液を必要とするところです。

脳は全身をつかさどる中枢であり、
なお体の中におさまる内臓の一種としてとらえれば、
酸素と栄養を含んだ血液が行き渡ることの重要性に気づかれるはずです。


野生を取り戻すトレイルウォーク

海沿いの道
起伏に富んだ道のりを速足で歩く。
現代人が忘れかけている野生を思い出させてくれます。

転ばないように、バランスをとりながら次々と足を運んでいく。
普段の現代生活では使われない脳の領域を活性化することになります。

現代人の不調の原因の一つともいえる脳疲労の内実は、
思考に偏った現代生活による部分的な疲労によるところが大きく、
それによって引き起こされる脳の異常緊張は深い睡眠を妨げるので、
なかなか寝ても疲れが取れないという状況になっていきます。

積極的休息という概念がありますが、
脳も同様に、普段とは異なった、非日常的な使い方をすることで、
ほどよい疲労感がもたらす熟睡によって、
本来の能力を取り戻すことができると考えています。


無心に歩く

トレイルウォーク
養生館では、ゆっくり歩くにせよ、速歩にせよ、
考えながらではなく、身体感覚を優位にして、
無心に歩くようにしていきます。

散歩中に、ふいにひらめいたり、
アイデアが浮かんだりした経験をされた方もあると思いますが、
「からっぽ」の状態で歩くことで「デフォルトネットワーク」という脳の回路が働いて、
雑然と散らかった脳内が整理される、
「脳の大そうじ」が行われることが脳機能学的に認められてきています。


歩く瞑想

森の中の遊歩道
禅宗では座禅の合間に経行という歩く修行があります。
いわば「歩行禅」です。

「一息半歩」吐く息で足の甲の長さの半分前に出し、
吸う息で体勢を整え、吐く気で反対の足を半歩出す、
というきわめてゆっくりとした動作で、
体の微細な感覚に集中し落ち着きを取り戻していくものです。

いつもよりあえてゆっくりと歩いてみることで
「歩く瞑想」となります。

以上のように、歩行には複合的な健康効果があり、
養生館では、脳のリフレッシュのために、
トレイルウォーキングを取り入れています。