『 やすらぎ通信 』 養生断食について

『 やすらぎ通信 』 第581号 2016.1.29

~ 生活習慣改善の専門家が教える
心と体のリセット法 ~

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おはようございます。
やすらぎの里の大沢です。

伊豆高原は朝から久しぶりの雨。

雨は嫌だけど、
この頃カラカラ天気が続いていたので、
いいお湿りになりますね。

インフルエンザも流行っているようなので、
雨に濡れて風邪引かないように、
暖かくしてお過ごしください。

雨の音が森に響く伊豆高原から、
やすらぎ通信をお届けします。

【目次】━━━━━

【1】養生断食について

【2】養生館への道・3

【3】寄せ書きから

【4】編集後記

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【1】養生断食について
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養生館では、脳の疲労を解消し、
心身をリフレッシュするために考えられた
「養生断食」をおこないます。

「養生断食」は、飲み物だけの本断食と違い、
シンプルな小食の半断食になります。

週の前半3日間が、
朝食は野菜と果物のスムージー、
昼食が玄米おむすび、
夕食が具だくさん味噌汁の食事内容で、
その後、少しずつおかずが増え、
最後は養生食のコース料理となります。

通常の断食と比べると、
断食反応がほとんどなく、
散歩やヨガ、瞑想などが、
しっかりできるため、
リフレッシュの効果が高い断食法です。

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「なぜ養生断食なのか?」

これまで20年間、
たくさんの方に断食を指導して来て、
断食が劇的な効果を出す方と、
断食よりも、やすらぎの里の滞在の効果の方が、
大きいと感じる方がいます。

断食で劇的な効果のある方は、
体力があって、
普段の食事を食べ過ぎている方です。

お腹だけポッコリ出ている、
内臓脂肪型肥満の方が多いです。

それに比べて、
やすらぎの里の滞在の方で効果が出ている方は、
体力がなく、冷え症で、
それ程、食事は食べ過ぎていない方です。

甘いものなど、間食は多いけど、
食事の量はそれ程多いわけではない。

普段、運動不足で、疲れやすく、
それほど太っている訳ではないけど、
ぽっちゃりした、締りのない体型の方。

このようなタイプは、
ただ食事の量を減らして断食だけでは、
効果が出にくい方が多い傾向があります。

本来はあまり断食が向いていない方ですが、
やすらぎの里では、このような方でも、
無理なく断食が出来て、効果も出せるように、
いろんな飲み物を出したり、
施術をしたり、ヨガをやったりしています。

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養生館でおこなう養生断食は、
さらにそれを推し進め、
少量の食事を摂って動くことで、
代謝の悪い方、ストレスが多い方にこそ、
効果を感じてもらえるようなプログラムを組んでいます。

「養生断食」をしながら、
トレイルウォークで適度に体を動かし、
ヨガで体をゆるめ、瞑想で脳を休める。

忙しい毎日で、心も体も疲れ切っている方に、
おすすめしたい、今の時代に合わせた断食です。

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「養生断食が向いている方」

・断食中でも動いて、リフレッシュしたい方
・ストレスが溜まっていて、スッキリしたい方
・食べない断食に自信がない方
・代謝が悪く、冷えやむくみのある方
・断食はしたいけど、運動もしっかりしたい方
・食事を抜くと体調が悪くなる方

■ 養生館の一日の流れ
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【2】養生館への道・その3
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今回も、養生館の館長となる、
小針先生の歩んできた道を掲載します。

この手記を読むと、養生館とは、
小針先生の生き様そのものだ、
というのが分かると思います。

今回もがっつり長文ですよ。
覚悟して、読んでくださいね。

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「苦しみの数だけやさしくなれる」

青雲の志をもって、
治療家として歩み出したのはよかったのですが、
あるとき、同業者から「あなたは治療家としてふさわしくない、
向いていない」と揶揄されたことがありました。

何を隠そう、
僕の持論は「職業治療家の撲滅」ですから、
世間一般で言う「治療家」の方々からは
煙たがられているのかもしれません。

そんな僕が今考える「治療するということ」

病気は大きくふたつに分けられるでしょう。

単純に過労や生活習慣に起因する病気と、
先天性のものや遺伝病です。

前者は心がけ次第で、回避でき、
改善もできるものです。

後者は避けては通れない病気であり、
本人のあずかり知らないところに起因するもので、
本人の力ではいかんともしがたい病気です。

遺伝子の性質上、
あるいは過去生から現在に至るまでの、
因縁やカルマによるものなどと、
説明できるかもしれません。

いずれにしろ、
治らず一生添い遂げることになるか、
ある時期が来て治るものもあるでしょうか。

これを降りかかった災難と
受け止めたらあまりに不条理です。

ここで人間の英知、
宗教哲学の意義が立ち上がってくるわけです。

肉体が弱まるほどに、
精神が強大になるというあり方です。

善人で人格者であっても
病に苦しんでいることもあります。

この事実は、日頃の行いが
そのまま健康を保証するものではないということです。

むしろ、病気がその人を人格者にする
と言い換えてもいいかもしれません。

人生の目的は人それぞれでしょうが、
精神や人格を高めていくことに焦点を絞れば、
病気はあながち災難でもないということになります。

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「神さまからのギフト」

苦しみを味わい尽くすもよし、
病気から想念を転移し、
全託して生きるもよし。

自力行、他力行、道のりは異なっても
ゴールはひとつということです。

そして病気を必然的に与えられた
必要な試練と受け止めれば、
治療家の言う「治してやる」があまりに無理解、
且つ一方的な、ありがた迷惑になることに思いが至ります。

健康産業で流布されるキャッチーな文言も
軽佻浮薄なものと理解されるでしょう。

治るときは治る、治るべくして治る。

「治してもらう」ではないのです。

では治療家の存在意義とはなんでしょうか。

僕なりの答えは「祈ること」でした。

同時代に生きる同志として、
「お互いの健闘を祈ろう」というスタンスです。

その人にはその人の歴史があり経験があります。
そして、葛藤と学びがあります。

そのことに関して、
とやかく言うのは野暮というものです。

ましてや、それを責めたり裁いたり
否定したりすることはもってのほかです。

治療をするということの裏に、
人を変えようとする、
変えられるという誤解が
含まれていることを否めません。

たとえ変わったように見えても、
変えたのではないのです。

その人が変わったのです。

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気づき、学びを経て、
時機が来て、変わったのです。

そこにたまたま居合わせることができただけなのです。

病気がそうであるように、
必要なときに必要な人が引き合わされ
必要なことが起こるということです。

そのことに気づいてから、
一方的に物事を押し付けたり、
かくあるべしというようなこだわりがなくなりました。

自分も他人も、責めず裁かず、
ゆるして愛すること。

過去を後悔し、
現在を否定し、
未来を憂いていて、
どうして生命が輝けるでしょう。

たったひとつのこの生命に申し訳がない。

そんな気持ちをもって、
まずは自分を愛し、
そして目の前の人を無条件に愛す。

すると、生命がキラキラと
輝き出すのを感じます。

これを治療と言わずして
なんと言いましょう。

来週に続く・・・。

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【3】 寄せ書きから
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やすらぎの里では、
来ていただいた方がお帰りの際に、
寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

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ダイエット目的での参加だったのですが、
滞在中、
本当は頭と心が疲れていたことに
気づかされました。

豊かな自然と温かいおもてなしで、
心身ともにデトックスすることができました。

豊かな自然の中、
まさに生まれ変わった心地でいます。
一週間、本当にありがとうございました。

20代 女性

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念願の一週間の滞在。
糖質制限食でお世話になりました。

断食でがんばられているみなさんを横目に、
一週間大丈夫かしらと思っていましたが、
みなさんがこれが食べられるんだ~と、
声をかけられ、人ってすごいなと!

これもやすらぎの里ならではの、
和やかな空気感なんですね。

さらに素敵な出会いの場であり、
またここに来たい理由が増えました。
ありがとうございました。

40代 女性

■ やすらぎの里の体験談
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【4】 編集後記
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新館の工事もいよいよ大詰め。
どんどん出来上がってきて、
いい感じに仕上がっています。

開放感のある南斜面に建っているので、
すべての部屋から海と天城の山が見えます。

浮山の方は朝日がきれいだったけど、
新館は夕日がきれいに見えそうな感じ。

絶景のテラスから、
暮れゆく夕日を眺め、
ただひたすら、頭と体を休める。

工事も進んで、建築用の足場が取れたので、
今度、ブログに写真もアップしますね~。

■ やすらぎ日記
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