やすらぎの里 通信  Vol, 45 平成15年2月28日発行

●目次 
○花粉症
○やすらぎの台所から   「春の献立」・菜の花と山菜のサラダ・酢味噌ドレッシング・豆腐のポタージュ・菜の花ご飯・新じゃがと鮭のコロッケ・金目鯛のかぶら蒸し・コンソメソース・イチゴの豆乳ムース・タンポポミルクティー
○情報スクランブル  「書籍紹介」 40歳からの元気食「何を食べないか」幕内 秀夫著 講談社プラスアルファ新書 「おすすめの商品」 電気式圧力鍋
○アロマの風を・・・
○コンプレックス・ダイエット 
○心に残るゲスト
○寄せ書きから


  
 【花粉症 】

「花粉症は現代病」

今や日本人の15%はスギ花粉症といわれています。
毎年この時期になると天気予報でも花粉情報を流すくらい、花粉症は国民的な病気のひとつになっています。
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目や喉のかゆみなどを主な症状としていますが、近頃はスギの花粉で症状がひどくなる喘息やアトピー性皮膚炎なども増えているといわれています。
花粉症というと名前を聞くと花粉だけが原因のように思われがちですが、その人の体質やストレス、花粉以外の空気汚染物質も大きな原因になっている典型的な現代病といえるでしょう。

「東洋医学から見た花粉症」
 
東洋医学では花粉を悪者として排除したり、症状を薬で抑えつけるのではなく、花粉に過敏に反応する体質を変えていく治療が中心になってきます。
東洋医学から見た花粉症というのは、身体に冷えや水分がたまっていて、胃腸が熱を持っている状態ととらえられます。

クーラーの普及で夏に汗をかかなくなり、冷えや余分な水分が身体にたまっている人が多くなりました。
デスクワークが多い現代人の生活はさらに冷えに拍車をかけています。
また、身体全体は冷えているのに、油ものや味の濃いもの、刺激物、アルコールの取りすぎで胃腸の粘膜が慢性的に荒れて炎症が起こり、胃腸が熱を持っている状態の人が多くみられます。
胃腸の熱を冷ますために、身体は冷えているのに冷たいものが欲しくなり、どんどん冷たいものを身体に入れて冷えをひどくしているという悪循環になってきます。
 
こうしてたくさんたまった冷えや水分が、春になり排泄の働きが活発になってくしゃみや鼻水として身体から出てきているのです。
東洋医学では冷えを取り、たまった水分を汗や尿で出して、胃腸の熱を取ることによって粘膜の炎症を鎮めていくことで花粉に過敏な身体を変えていくのです。

「花粉症の治療法」
 
花粉症の治療法で一般的なのが抗ヒスタミン薬とアレルギー剤、ステロイド系の点鼻薬です。
抗ヒスタミン剤は即効的な効果が期待できますが、眠気や口や目の乾燥感などの副作用が出る場合があり、薬をやめるとすぐに症状が再発してしまいます。
抗アレルギー剤は副作用が少ないという利点はありますが、効果の見られない方も多く、花粉が飛散する期間は飲み続けなければいけません。
 
ステロイド系の点鼻薬は即効性があり、眠気がおこらないことから安易に用いられることが多いのですが、あまり頻繁に使用していると重篤な副作用が出る場合があるので、あくまでも短期間の使用にとどめておいた方がいいでしょう。
 
漢方では小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が多く利用されます。
さらさらで透明な水のような鼻水がたくさん出る方に効果的です。
小青竜湯は漢方の中では即効性はあるが持続性がない薬なので、他の体質に合った薬と合わせて飲むと持続的な効果も期待できます。
 
このほかに鍼灸治療も有効な治療法です。
鍼灸では同じ花粉症でも鼻炎は肺や腎、目のかゆみは肝の変調ととらえて治療をおこないます。
できれば漢方と合わせておこなうことができればより効果が期待できます。

「花粉症改善のための食事法」
 
花粉症になる方は一般的に冷たいものや甘いもの、果物、香辛料などの刺激物、カフェインの含まれた飲み物が好きな傾向があります。
これらの食べ物は身体を冷したり、胃腸を荒らして粘膜に炎症を起こしやすくするので注意しましょう。
甘いものを取り過ぎる傾向の方は、緩やかに身体に吸収される糖質のご飯をできるだけ食べるようにしましょう。
ご飯で身体に糖質が充分に補給されると、むやみに甘いものを欲求しなくなります。
それでもやめられない場合は、干しいもやドライフルーツなど自然な甘みのあるものを取るようにしましょう。
 
ビールやジュースなどの冷たい飲み物はできるだけ避けたいものです。
温かいお茶などの飲み物が理想的ですが、どうしても冷たいものが欲しい場合は、出来るだけ量が少なくてすむように、少しずつちびちびと飲むようにしましょう。

「生活上の注意点」
 
水のような鼻水が主な症状の方は、身体が冷えている場合が多いので、できるだけ身体を温めるようにすると症状が楽になってきます。
お風呂でよく温まると症状が楽になる場合が多いので、この季節だけでもできるだけ湯船にゆっくりとつかって、身体の芯まで温まって寝るようにしましょう。
時間がなくてシャワーで終わらせてしまう方は、せめて洗面器に少し熱めのお湯を張り足湯で温まるようにしてもいいでしょう。
 
また、首の付け根を暖めるのも、症状を和らげるのに効果的です。
首に暖めたタオルを当たり、夜寝る時に首にタオルを巻いて首筋を冷やさないようにするのもお薦めの方法です。
 
目のかゆみが主な症状の方は、できるだけかいたりこすったりしないように注意してください。
目の周りは皮膚の中でも一番弱いところなので、かいてしまうとそれだけで炎症をさらにひどくしてしまいます。
凍らしても固まらない柔らかいタイプのアイスノンを当てると楽になりますので試してみてください。

今年は花粉症で悩まない爽快な春を過ごして下さい。


 【やすらぎの台所から】

この時期になると岩手の実家からいろいろな山菜が送られてきます。
スーパーで売っている栽培のものと違い、野山に自生している山菜は香りとあくが強いのが特徴です。
あまりたくさんはいただけませんので、サラダに少し入れて春の息吹を感じていただいております。  文枝

「春の献立」
・菜の花と山菜のサラダ・酢味噌ドレッシング
・豆腐のポタージュ
・菜の花ご飯
・新じゃがと鮭のコロッケ
・金目鯛のかぶら蒸し・コンソメソース
・イチゴの豆乳ムース
・タンポポミルクティー


 「やすらぎの里のレシピより」

○新じゃがと鮭のコロッケ・キャロットソース 
コロッケも油で揚げずにオーブンで焼けばあっさりヘルシー。
お皿にキャロットソースをしいて盛り付ければおしゃれな一品に仕上がります。

「材料」4人分
新じゃが300g、甘塩サケ1枚、パン粉、小麦粉適量、塩、コショウ少々

「作り方」4人分
1、パン粉をきつね色になるまでから炒りする。
2、サケは焼いて骨と皮を取り、身をほぐしておく。
3、新じゃがの皮をむいてゆでてつぶし、ほぐしたサケを混ぜて塩コショウで味を調えます。
4、4等分にして俵型にして、小麦粉をまぶし水で溶いた小麦粉にくぐらせパン粉をつける。
5、180度に熱したオーブンで10分焼きます。

○キャロットソース

「材料」
人参50g、豆乳100cc、小麦粉大さじ1/2、塩コショウ少々

「作り方」
1、人参をゆでて豆乳、小麦粉と一緒にミキサーでなめらかになるまで攪拌します。
2、1を鍋でかき混ぜながら温め塩コショウで味を調える。

○豆腐のポタージュ
豆腐のなめらかさが生きる、優しい味のポタージュです。
とっても簡単なので、是非挑戦してみてください。

「材料」4人分
木綿豆腐1丁、豆乳300cc、だし汁300cc、あさつき少々白味噌大さじ1/2 白醤油、塩少々

「作り方」
1、豆腐をザルに乗せて、1時間くらい水切りしておく。
2、ミキサーに豆乳、だし汁、豆腐を入れて少し粒が残るように攪拌する。
3、2を鍋に入れて温め、調味料を入れて味を調える。
4、器に盛り付け、小口に切ったあさつきを中央に飾る。
※豆乳は沸騰すると分離するので注意する。


 【情報スクランブル】

「書籍紹介」

○40歳からの元気食「何を食べないか」幕内 秀夫著 講談社プラスアルファ新書  

「粗食のすすめ」で有名な管理栄養士の幕内先生の新しい本は、40歳を切り口にした食生活改善のための本です。
今40歳の人達が生れた頃から日本の伝統的な食生活が崩れ、小さな頃から欧米化された食事やインスタント食品で育ち中年を迎えた日本で始めての世代なのです。

若いうちは身体に回復力があるのでなんとかしのげました。
ところが中年を向かえ少しずつ衰えを感じる頃になり、身体に異変を感じつつあるのです。
そんな30~40代のために今からでもまだ間に合う、手間をかけずに実践できる食生活の提案がされています。
もう若くないと感じ始めたみなさんへ是非お薦めしたい一冊です。


「おすすめの商品」

○電気式圧力鍋 ナショナル製

玄米は身体によさそうなので始めてみたいが、美味しく炊くのが難しそうでという方は多いのではないでしょうか。
確かに玄米を普通の圧力鍋で炊くのは少し面倒なところがあります。
出来上がるまで1時間くらいはかかりますし、火加減や時間を間違えると美味しく出来ません。

そこでお薦めなのが電気式の圧力鍋です。
この圧力鍋ですとスイッチを押すだけで、美味しい玄米が簡単に炊けます。
電気式とはいえ圧力鍋ですので、豆を一緒に入れて玄米ご飯を炊いたり、いわしを骨まで柔らかく煮たりするような調理にも使うことができます。
玄米が炊けるボタンのついた炊飯器とは違いますので、カタログを見て電気式圧力鍋というのを確認して注文してください。


 【 アロマの風を・・・ 】

各地で、インフルエンザ等の風邪が流行っていますが、皆さんは、大丈夫ですか?
また花粉アレルギーをお持ちの方には、最も辛い季節でもあります。

今回は、予定を変更し、花粉症状に効果のあるユーカリをご紹介します。
ユーカリは主にオーストラリアに生息し、あのコアラも大好物であるユーカリノキから抽出されます。
マラリアが流行する国々で生息する傾向があり、抗ウイルス,殺菌,消毒作用に優れています。
気道に効果を発揮し、炎症を和らげ免疫力を高めてくれる為、花粉アレルギー症状には、とても有効な香りです。

※花粉がひどい時のお出かけには・・・

ユーカリを少量、マスクや手持ちのハンカチに落とし、鼻や喉に吸入して下さい。
また、ユーカリ2滴,ラベンダー1滴,ペハーミント1滴をオイルウォーマーに落とし、芳香浴もいいですね!

このような方法を利用し、辛い症状を和らげて、少しでも心地よく毎日をお過ごし下さい!  河田


 【コンプレックス・ダイエット】

~ありのままの自分~

こんにちは河田です。
野見山先生の次に担って、今回より私のエッセイを紹介させて頂く事になりました。
以前からよくゲストの方に、“どうして、こちらで勤めようと思ったんですか?”と尋ねて頂きます。
ホームページのスタッフ紹介でも少し触れて頂いていますが、以前私は、10代の頃に始めたダイエットがきっかけで、食欲のコントロールを失い、何年かに渡って過食,嘔吐を繰り返していました。

ダイエットを始めて1年で20kgの減量に成功し、これまでに無い自分を鏡の前に最高の幸せを手に入れました。
しかし、そんな幸せは長くは続かず、3年程たったある日を境に異常な食欲が襲ってくるようになります。
止まることの無い食欲、嘔吐、下剤の乱用、後悔、自己嫌悪、・・・。
毎日が孤独で、地獄の様に感じました。自分で自分を追い込んでいっているとも気付かずに。

現在は、普通に食事をし、笑い、あの時、もう二度と訪れないと思っていた生活を送っています。
現在日本でも、ここ数年のうちに摂食障害で悩む女性の方が、急激の増えていっています。
やすらぎの里にも、毎週、このような悩みを抱えて来られる方が何人かいらっしゃいます。
私は、この愚かで貴重な経験を皆さんに知って頂くために、ここへ来ました・・・・・・・。

「第一章 きっかけ」

高校3年生になったばかりの春。
私は、ある事がきっかけでダイエットを始める事に、決意を固めた。
当時17歳だった私は、人一倍食欲旺盛で、見るからに健康優良児。
人を笑わせる事が得意な,明るい女の子だった。

だけどそんなおどけて明るいだけの私を私は、好きになれないでいた。
私の内なるところでは、“きれいになりたい!”
“スリムになって、RIKAKOにように服を着こなせるようになりたい!!”
こんな気持ちが渦巻いていた。
当時の売れ筋ファッション誌、an an, oliveで常連モデルだったRIKAKOに憧れ、雑誌をチェックし、彼女の服装を真似てみたり、週末には街へ繰り出し、ショップなどを転々と回って服をチェックしたり,そういう事をするのが何より楽しかった。
が、現実はと言うと、食欲は止まる所を知らず、3度の食事以外に、友達と学校帰りにファーストフード行ったり、あそこのラーメンがおいしいと言っては食べに行ったり、あげくの果てに、家に帰って夕食までにコーラを飲みながらポテチ1袋をペロリなんてアサメシマエ。

今から考えるとすえ恐ろしいそんな食生活を繰り返していたお陰で、体重はみるみる増え、気が付いた時には、体重計の針が60を指そうとしていた。
「えーーーっ、うそやん!!
でもぉ、食べる事は止められへんしぃ~・・・まっいっか。」
成長期のこの頃の食欲は、ともすれば異常であったかもしれないが、今に思うと、精神的には正常だったなぁと思う。
楽なことが大好きで、邪魔くさがり、面倒くさがり、おまけに努力する事が嫌いで,何をやっても3日坊主。
そんな怠惰な私の心に火を付けたある事とは。

高2の冬。
当時同じクラスメイトだったA子が、冬休みを終えて登校して来た。
A子は、身長165cm位,体重は,実際に尋ねた事はないけれど、多分80,90kg近くある太めの子だった。
明るくて楽しい子だったので、クラスの中でもよく話し,仲良くしていたが、そういった彼女の外見的なところで、私はどこか彼女の事を見下げていた。
教室に入って、“おはよう!” と声をかけ、彼女を見た瞬間、私は自分の目を疑った。
「えっ!まさかっ・・・?」

ひと間違いをする程、彼女は痩せてしまっていた。
冬休み前から徐々に痩せていっていたようだが、3週間の内に彼女は、見違えるほど変わってしまっていた。
「どーしたん、めちゃめちゃ痩せたやん!」
「そやねん、30kg以上痩せてん」
「30kg―――っ!!!」

驚いた。というかショックだった。
あのA子が、誰が見ても目を疑い、振り返るほどにスリムになっている。
理想の自分を手に入れ、自信に満ち溢れて微笑んでいる彼女を見て、正直、羨ましいくも思った。

眠っていた私の心に火が付いた。
負けず嫌いの私は、自分を諦めている訳にはいかない気持ちになっていた。
“ダイエットして、絶対痩せる、痩せてやる!”
 
心も、体も目覚める春に、私はダイエットの決意を新たにいずれ襲ってくる悲惨な毎日を想像することなく、過激なダイエットを実行していくことになった。
まず、今までしていた食生活を一変し、3度の食事以外は、取りあえず、食べないと言うことに決め、3度の食事も今までのカロリーの半分ぐらいのものに抑えるようにしていった。
結果は、すぐに現れた。
 57kg,56kg,54kg・・・・・・。

しかし、4~5キロ落ちたところで、同じ数字を何日もキープするようになった。
“おかしいなぁ~。もうこの方法では、限界なんかなぁ”
たまに、自分へのご褒美にとカロリーの低い和菓子を食べて、ダイエットの活力元にしていたけれど、それも明日から止めてみるか・・・。 
少しずつ少しずつ私は、体のダイエットとともに、心のダイエットまでしていった。   つづく


 【心に残るゲスト】
 
外資系の金融機関に勤めるAさんは時間が不規則で精神的にもきつい秘書業務から時間的に楽な受付業務に配置転換をしてもらいました。
30歳を過ぎて、あまりの激務に精神的にも肉体的にも限界を感じてくるようになり、このままではいけない、自分の時間を持とうと考えて願い出た異動でした。

しかし、仕事の時間が短くなり、時間的なゆとりができると、しだいに無気力になり、自分が必要のない人間のように感じるようになってきました。
ほとんど自分の時間を持つことができなかった秘書業務の時には、自分に自信が持てて一生シングルで通すつもりでいたのですが、そのことにも不安を感じるようになってきました。
仕事をバリバリやっているときは、結婚なんていつでもできると思っていましたが、いざ本気になって考えてみると自分の年齢では難しいのではないかと焦りを感じ始めたのです。

仕事でもプライベートでも自信を失ってしまったAさんは、しだいに今まで生きてきた自分の人生がまったく無意味なもののように思うようになり、会社に行くことができなくなってしまいました。
上司も心配して、ゆっくり休みなさいと1ヶ月間の休職扱いにしてくれました。
近くの精神科で診察を受けたところ、「疲れがたまっているんです、家でゆっくりしていなさい」と言われ安定剤を処方されました。
ところが家にいるとよけいに考える時間が多くなり、ほとんど同じことを考えている毎日になってしまいました。

初めてやすらぎの里を訪れた時にはてきぱきとした受け答えで、一見すると元気に見えました。しかし、ゆっくり話を聞いていると、しだいに涙をうるませ、自分にまったく自信がなくなり自殺まで考えたこともあったと話してくれました。

本人が今まで自立して社会生活を送っていたことを考えて、とりあえず身体から元気にしていきましょうという方針で治療することにしました。
夜型になっていた生活を朝方に切り替えるために、朝7時30分から始まる体操の前に1時間散歩をするようにすすめました。
朝日を浴びながらの散歩はとても気持ちが前向きになったそうです。
体操の後での治療は身体の緊張を取り、気のめぐりを調える治療を中心におこないました。

家でほとんど動かない生活をしていたので、体重も増え身体も思いというので減量のために食事は低カロリーの半減食にしました。
日中は海沿いの散歩コースを歩いて、途中の喫茶店でゆっくりお茶を飲むというのが一日の楽しみのようでした。
夕方のリラクゼーションの時間では、自分の身体の硬さにびっくりしていましたが、毎日続けているうちにしなやかさを取り戻してきました。

身体が元気になってくると、少しずつ自分を追い詰めていたパターンが分かるようになってきました。
秘書の仕事はやりがいもあり、好きな仕事だったのですが、あまりにも完璧に仕事をこなそうとしてゆとりがなくなっていたのです。
性格的にも「できません」ということができず、どんな要求にも「はい、わかりました」と引き受けてしまい、その結果どんどん仕事が増えていきました。

1ヶ月の休職期間が終わり職場に復帰した彼女は秘書業務への復帰を上司にお願いしました。
優秀な秘書だった彼女はすぐに秘書の仕事に戻ることになりました。
初めのうちは長年の癖でつい「はい、わかりました」といって後悔することもありました。
しかし、自己表現の講座に通い、月に一度週末にやすらぎの里に来て自分を見つめ直す時間を持つようにしました。
そんな生活を3ヶ月ほど続けているうちに自分のパターンができて、仕事も適度に調整できるようになってきました。

今でも年に一度、リフレッシュのために一週間コースに参加しています。
この間お会いした時には「あの頃は本当に自分で自分を追い詰めていたと思います。
今では無理をすると背中が痛くなったり、胃が痛くなったりするので、それが自分の危険信号だと思い、意識的に仕事を減らしたり、休みを取るように心がけています。
私のような人間は身体から教えてもらわないとつい無理をしてしまいますから」と話してくれました。


 【寄せ書きから】
 
一週間は長いと思っていましたが、終わってみるとあっという間のような感じでした。
断食は初めての体験でしたが、一人一人に気を配っていただき安心して辛い思いもせず、楽しく過ごすことができました。
これもみなスタッフのみなさまのおかげです。
本当にありがとうございました。     30代 女性

2度目の滞在になりますが、時間がゆっくり流れている気がして本当にくつろぐことができました。
普段は忙しい毎日を過ごしているので、緩やかな時間の中で日ごろ忘れかけている人間らしい感覚を取り戻せたような気がします。
また仕事で疲れたらリフレッシュに来たいと思います。
ありがとうございました。    40代 女性

「断食」にありがちなイメージとはまったく異なる名前の通り「やすらぎ」の空間でした。
スタッフのみなさんの穏やかさ、つかず離れずのサービスは本当に気持ちよかったです。
穏やかな食事は穏やかな人間を育てるのかな・・・?
一週間を通して食べるということへの考え方を見直すことが出来ました。
食事についての講義でのお話は目からウロコでした。
食べることは生きることなんだと実感しました。    30代 女性


 「編集後記」
街中でもマスクをしている方の姿を見かけるようになりました。
花粉症は完全に治すことは難しくても、自分の身体の状態を知って対処していけば上手に付き合うことが出来ます。
症状が出ていない方も参考にして下さい。
今回からアロマの治療を担当している河田先生の体験談が始まりました。
過食で悩んでいる方には、元気になって活躍している彼女の体験はきっと希望になると思います。次回の展開をどうぞお楽しみに。   大沢

  

コメントをどうぞ