やすらぎ通信 Vol.78 【 あなたのカラダは幸せですか 】

【目次】

○あなたのカラダは幸せですか
○やすらぎのレシピ 
「酢味噌ドレッシング、春野菜とあさりの炒め物、春キャベツと豆腐のキッシュ」
○情報スクランブル 
「土・日の送迎を始めました」
○書籍紹介
「そろそろスローフード ~今、何をどう食べるのか?
カラダとココロを自然の力でなおす 自然力ケア」
○おすすめ
○寄せ書きから
○編集後記


【 あなたのカラダは幸せですか 】

人は誰でも、幸せを求めて生活していると思います。

ただ、人により幸せのイメージは違っていて、
それが、その人の価値観ともいえます。

しかし、これはあくまでも、
自分が頭で考えた幸せのイメージであって、
体もそれを望んでいるとは限りません。

頭で考えた幸せは十人十色ですが、
体の望んでいる幸せな状態というのは、
ほとんどの人に共通するものです。

体の望んでいる幸せな状態は、
呼吸がゆっくりと深く、心拍がゆっくりで、
筋肉は弛緩し、末梢血管が拡張し、手足が暖かい。

これが、体にとっての幸せです。

つまり、心臓をドキドキさせる緊張や、
血圧をカッーとさせる興奮がなく、
穏やかに安定している状態。

安心し、満足し、
しみじみと幸せを実感するときに、
体は幸せな生理状態になっています。

逆のケースを考えてみると、そのことがよく分かります。

例えば、会社から突然解雇を言い渡されたとき、
一瞬にして心が凍りつき、怒りや絶望感に襲われます。

と同時に、全身から血の気が引き、
心臓がドキドキし、胸に苦しさをおぼえる人もいます。

人によっては、頭に血が上り、
目の前が、急に真っ暗になった気がします。

血の気が引いたように、
感じるのは末梢血管が収縮し、皮膚温が下がるからです。

肌に触れてみると、冷たくなっているはずです。

激しい動悸は心拍数の増加、
胸苦しさは呼吸の乱れによるものです。

頭に血が上り、目の前が真っ暗になったように感じたら、
血圧が急激に変化したためです。

これが、ストレス反応といわれるものです。


「心の状態は体に現れる」

人間関係のトラブル、病気、仕事の失敗や行き詰まり、
家庭の問題など、「辛いな」「悲しいな」と感じるような

ストレスにさらされると体は、不幸せの反応をしますし、
幸せを実感したときには、幸せな反応をするのです。

昔から「心身一如」といわれてきたように、
心と体はこのようにつながっており、
人の生理状態は、驚くほど敏感に心を反映しているのです。

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「身体は正直です」

仕事がストレスの原因になっている方がたくさんいますが、
仕事をしているときが、最高に幸せだという人も中にはいます。

あんなに働いて、
すごいストレスがたまるだろうと人は、同情します。

けれども、その人の心が、本当に幸せを感じていれば、
仕事中でも、体は案外リラックスしているのです。

人が好きなことに集中するときは、体も幸せな生理状態になっています。

仕事や勉強も同じです。

そういうときは、仕事も楽しいし、疲れもあまり感じません、
実はそのときに脳の内部では
β-エンドルフィンなどの「脳内快楽物質」が

どんどん分泌されて、疲れを癒し、
さらに大脳を刺激し、その働きを活発にしているのです。
 
しかし、頭でいくら 「仕事こそ私の幸せ」 と思いこんでいても、
仕事中に心拍数が増え、呼吸が浅く早くなり、血圧が上昇し、

身体が緊張してくるようなら、明らかに、
その人の身体はストレスを感じていて、
心の深いところでは、幸せを実感していないのです。

頭(意識)は、自分の都合で、働かせることが出来ても、
身体は正直に自然な、その人の意識出来ない、
あるいは、しようとしない心の動きを、そのまま反映するのです。

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「力を抜けなくなっている現代人」

ストレスというのは、言い換えれば、脳の緊張状態ともいえます。

脳の中でも、人間で特に発達しているのは、
大脳新皮質といわれる考える脳です。

私たち人間が、かかえるストレスは、
仕事や家庭問題、恋愛など複雑で、長期間に渡る問題が多く、
寒いとか、空腹だとかいった、単純なストレスとは違います。

緊張の根っこは、何かに執着し
「何がなんでも」とか「絶対に」
などと思ってしまう、心の力みにあります。

「あの人には負けたくない」とか、
「この仕事は、絶対成功させよう」「子供には、こうなって欲しい」
という強い思い(執着)が、いつも大脳を緊張させてしまいます。

そのような強い緊張状態が続くと、
身体の緊張とリラックスのバランスを保っている、

ホメオスタシス(恒常性維持機能)が乱れて、
元に戻らなくなってしまうのです。

私たち現代人は、力を抜くことが苦手です。

何事もがんばれがんばれで、
力んで育ってきたため、脱力の方法を学んでこなかったのです。

脱力という言葉から、無気力や倦怠感を連想する人が
いるかもしれませんが、実際は逆です。

力の入りすぎの方が、後で無気力になったり、
倦怠感を強く感じたりすることが多いものです。

人が活性化するのは、脱力が上手に出来るようになったときです。

余分な力が抜けているとき、始めて緊張がとけ、
本当にパワフルになり、もてる力を充分に発揮できるのです。

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「脳の興奮を静める」

脱力できない人は、大脳が興奮している人とも言えます。

体が勝手に緊張するのではなく、脳が興奮していて、
体に緊張しろという信号が出ているのです。

うまく脱力するためには、脳の興奮を静めなければいけません。

脳の興奮を静めるためには、ヨガや腹式呼吸、瞑想が有効です。

人間は、リラックスしている時は、
ゆったりした腹式呼吸になっています。

逆に、ゆったりした腹式呼吸を意識的におこなうと、
からだがリラックスして、脳の興奮が静まってきます。

腹式呼吸をすることで、脳へ集まりすぎた血液を、
お腹に集めて、脳の興奮を静めるのです。

腹式呼吸をしながら、瞑想をすると、
脳の興奮がさらに静まってきます。

脳の興奮の元は、ねばならぬという執着から生じます。

瞑想は、そのような執着を手放す
トレーニングといってもいいでしょう。

瞑想にもいろんな方法がありますが、
頭に浮んでくるいろんな思いにとらわれずに、受け流すのが基本です。

小さい頃から、刷り込まれた思考パターンは、
急に変えることは難しいですが、
瞑想をしている時間だけならできないことはありません。

そうやって、少しずつ、執着やとらわれを手放していくのです。

とらわれのない、自由自在な心でいると、
脳が必要以上に興奮することがありません。

その結果、上手に脱力できるようになるのです。

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「幸せなカラダを作る」

ヨガや呼吸法、瞑想など、
自分で出来る方法は、安価で手軽という便利さがあります。

しかし、ストレスをため込んでいる自分の脳が、
命令を出しておこなうので、非常に強いストレスの場合は、
うまくいかない場合も多々あります。

そのようなときは、治療院などに行って、
マッサージなどの治療を受けたり、環境を変えて、
自然の中を歩いたり、温泉に入ったりしてみるものいいでしょう。

やすらぎの里では、
この方法に「断食」を組み合わせることで、
さらに効果をあげています。

ストレスの多い日常生活を離れて、
緊張を作っている脳や食べ過ぎで疲れている内臓を休め、
頭もお腹も空っぽにします。

森の中を散歩やリラクゼーションで、身体を動かした後、
治療を受けて、温泉に入って、夜はぐっすり眠る。

身体がゆるんでくると、気持ちにもゆとりが出来てきます。

気持ちにゆとりが出来るだけで、
自分の脳や身体に緊張をつくっている原因が、
自然に分かる場合もあります。

本当の原因が分かると、その問題を解決する方法や、
その問題からくるストレスの解消手段、
その問題とのうまい、つきあい方は自然に見えてくるものです。

現代の社会は、あまりにも複雑になりすぎて、
動物や赤ん坊なら当たり前に分かる
「幸せな状態」というのが、分からなくなっているようです。
 
あなたの身体は、「幸せな状態」になっているでしょうか。

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【 やすらぎのレシピ 】

○酢味噌ドレッシング

春になって、酢味噌のようなさっぱりした、
和え物が美味しい時期ですね。

さっと湯がいた菜の花としゃきしゃきのウドにかけたら、
春らしくて美味しいですよ。

「作り方」

1、白味噌大さじ4、味噌大さじ1、みりん大さじ2、
米酢大さじ3、からし小さじ1くらいを混ぜ合わせる。

2、出来上がった、酢味噌をりんごジュース大さじ3、
りんご酢大さじ4、ポン酢大さじ1と混ぜ合わせると出来上がり。
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○春野菜とあさりの炒め物

今が旬の菜の花とあさりを使った、
家庭でも簡単にできる、春らしい一品です。

菜の花とスナックえんどうは
火を通し過ぎないように手早くさっと仕上げるのが、
美味しく作るコツです。

「材料」 4人前

菜の花1束、あさり1パック、スナックえんどう1パック、
生揚げ1/2枚、椎茸2個、生姜少々

「調味料」

出し汁1/2カップ、濃い口醤油、みりん少々、花かつお

「作り方」

1、菜の花とスナックえんどうは、さっとゆでて切る。

2、生揚げと椎茸、生姜を切って、あさりと炒めて、ふたをしてあさりに火を通す。

3、1と2を一緒に軽く炒め、調味料を入れて、花かつおと混ぜて、器に盛り付ける。
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○春キャベツと豆腐のキッシュ

切り分けて大きな皿に盛り付けると、見た目にも豪華な感じがするので、
パーティーのときにおすすめです。

野菜を炒めるときに、しっかり水気を飛ばすように炒めると、
オーブンで焼いたときに水っぽくなりません。

「材料」4人分

豆腐1/2丁、キャベツ1/4個、しいたけ5個、
玉ねぎ1/4個、人参1/4本、卵1個、小麦粉大さじ3、
松の実少々、塩コショウ

「作り方」

1、豆腐を水切りする。

2、玉ねぎ、キャベツ、豆腐の順に炒め、塩コショウで下味をつけて冷ます。

3、冷めた2に卵、小麦粉を入れて混ぜ丸型に入れる。

4、人参をすり下して、松の実と一緒に上に飾る。

5、オーブンに入れて200℃で20分焼く。

6、焼けたら切り分けて、器に盛り付ける。


【 情報スクランブル 】

「土・日の送迎を始めました」

以前から要望のあった、駅への送迎を始めました。

送迎は、土・日曜日の一便のみになりますが、
土・日にお越しになる方は、是非ご利用下さい。

平日、お越しになる方は、申し訳ございませんが、
これまで通り、タクシーをご利用下さい。

■ 利用方法
13:20に伊豆高原駅の改札を出て、
右手の“桜並木口”を出た、
路線バスの乗り場近くでお待ち下さい。

エンジ色のマイクロバスで、お迎えに行きます。

※タクシーを利用される方は、これまで通り、反対側の
出口の“やまも口(旧八幡野口)”となります。


「書籍紹介」

○そろそろスローフード ~今、何をどう食べるのか?
島村 菜津+辻 信一著 大月書店

食に関心のある方に、是非読んで欲しい一冊です。

日本に“スローフード”という言葉を紹介した島村さんと、
“スローライフ”を提唱する辻先生の対談集。

ファストフードと食のグローバル化、
ふたりの言いたいスローとは何か、
そんな話題がたくさん詰め込まれた本です。

この本の中で、心にとまった文を紹介しますね。

食のグローバル化やファストフード化こそ、
環境破壊の最大の原因のひとつだ。

しかし、それは逆に言えば、環境問題解決のカギが、
食卓にあり、ぼくたち一人ひとりの
「何をどう食べるのか」にある、ということでもある。

スローフードのスローとは、
人が以前のように、自然界のペースを尊重し、

なんとか、それと折り合いをつけながら、
その恵みを永続的にありがたくいただく、

あの絶妙な、知恵ならぬ「遅恵・ちえ」なのだ。
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○カラダとココロを自然の力でなおす 自然力ケア
Yogini別冊 枻出版社

ヨガの月刊誌で有名な“Yogini”の別冊のムック本。

カラダとココロを自然の力で治す、
いろんなセラピーが、たくさん掲載されています。

巻末で紹介している瞑想の体験談は、
今私が学んでいる宝彩有菜の瞑想会の記事です。

また、自然治癒力を高める、
書籍やWebサイトの紹介は、なかなかのセレクトです。

いろんなセラピーに興味のある方や、
セラピストの方、できるだけ、薬や病院に頼らずに、
自然の力で治したいと思っている人におすすめの本です。
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「おすすめのヨガスタジオ」

○ロータス8

ロータス8は、いろんなスタイルのヨガが受けられる、
日本でも珍しい、総合的なヨガスタジオです。

ヨガの初心者で、
まだ自分にどんなヨガが合うのかわからない方や、
すでにヨガをやっているが、もっといろんなヨガを勉強してみたい方。

そんな方に、おすすめのスタジオです。

週末にいろんなワークをやっていて、それも面白そうです。

興味のある方は、ネットで検索してみて下さい。

TEL 03-6825-6888
中央区東日本橋3-3-17 Re-Know1F
都営新宿線 馬喰横山駅
都営浅草線 東日本橋駅下車徒歩2分
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「おすすめのCD」

○ヒーリング・フォレスト

 
清涼な森の空気とサウンドが心地よく響く、
心が癒される、ヒーリング・ミュージックのアルバムです。

伊豆で暮らしていると、春になると小鳥がさえずり、
散歩すると風が揺らす木々の音が聞こえます。

都会で暮らしている人に、
少しでも自然を感じて欲しいと思って紹介します。

自然音だけのCDだとすぐに飽きてしまいますが、
このCDは静かな音楽も入っているので、静かなBGMとしてもおすすめです。

小鳥たちのさえずりと柔らかな木漏れ日、揺れる木の葉・・・、
自然界のサウンド・シャワーで、高原の春を感じて見ませんか。
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「おすすめのDVD」

○マザー・テレサ

インドの貧しい人たちに、献身的な活動を続けて、
ノーベル平和賞をもらった修道女。

そのマザー・テレサが修道院から出て、
自分の信じる道を歩んでいくものがたり。

教会の本音と建前に挟まれたり、
仲間が離れていったり、あらぬうわさをたてられたり。

それでも、自分の信じる道をひたすら実践した、
その生き方に心を打たれました。

どんな小さなことでも、こころを込めておこなえば、
それは、祈りであり、愛である。

自分の生き方を見つめ直す、気づきを与えてくれた、
とっても、感動的な映画でした。

若い人たちに、是非見てほしい映画ですね。


【 寄せ書きから 】

やすらぎの里では来ていただいた方が、
お帰りの際に、寄せ書きを書いてもらっています。

滞在中の感想から感謝の声まで、
すべてスタッフみんなの活力になっています。

その中の一部をご紹介させていただきます。

  
笑顔のスタッフのみなさんに支えられて、
つらい断食も乗り越えることができました。

名前の通り、本当にやすらげる空間でした。

こんなに贅沢な時間を過ごせたのは、本当に久しぶりです。

先生のお話しに感動し、
スタッフのみなさんの笑顔に癒され、
帰ってからの生活も変えていける気がします。

また、疲れがたまったら、
リセットしにこちらに来たいと思います。

ありがとうございました。      40代 女性 
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先生、スタッフの方々の笑顔で癒され、
ほっとして、楽しい一週間でした。

半年に一回寄せていただき、
やすらぎの里のバージョンアップに驚きながら、

自分の体力の衰えにがっかりしながら、
食生活、運動への気持ちを切り替え、
新たな気分になって、また、半年がんばります。

一週間ご一緒させていただいた仲間の方々に感謝です。

またお会いできますように!        60代 女性
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お医者さんからの勧めで、療養できました。

一週間乗り切れるか不安でしたが、
素敵なスタッフのみなさん、そして、この一週間をともに
すごしたみんなのおかげで、とても充実した日々でした。

体調もここ数年間の中でとても良く、とっても貴重な時間でした。
ありがとうございました。感謝!    30代 女性
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野菜中心の自然食と
温泉大好き人間の私にとっては、ここは天国です。

少し日常生活から逃れたいと思うと、
すぐやすらぎの里が浮んで電話してしまうのです。

来るたびに、温かいスタッフの笑顔に迎えられて、
ほっとするような感じに包まれます。

今回もありがとうございました。またお世話になります。
                          50代 女


「編集後記」

2月の始めに冬休みをいただいて、じっくり充電することができました。

まず、家族と旅行に行って、その後、ひとりで東京に行き、
いろんなセラピーを受けたり、ヨガのクラスに参加したり、
自然食のレストランや自然食品店めぐりを楽しんで。

思う存分ゴロゴロして、読みたかった本をたくさん読んで、
飽きたら、ヨガや瞑想をして。

このお休みで、自分の軸をしっかり見つめ直すことができました。

充電することの大切さを再認識したお休みでした。 大沢

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